東方儚月抄

2008年11月10日 (月)

儚月抄16話感想

先月号はとうとう買いませんでした…。
うどんげっしょー読みたいからキャロットに乗り換えようかなぁ。
先々月号を読み返しながら、いつも通りやりまーす。
儚月抄中巻は12月9日とのこと。メロンでお茶の再チャンス…!

* * *


第十六話「旧友の地図」


しょっぱなから海の上を飛ぶ隙間妖怪とその式。
空に月があるのでここは地球?しかし
晴れの海、
雨の海、
嵐の海(*1)を越えると書いてあるので月のようです。
詳細はいつも通り最下段で。

全てを越え、空に映る月に飛翔。
これで賢者の住む海への入り口が開くと言う。
紫さん曰く
「月の賢者が仕掛けたトラップが作動する前に急ぎましょう」
月の賢者=満月
トラップが作動=閉じる、とそれぞれルビが振ってました。
満月が閉じる前に急ぎましょう、とのこと。
そう言えば第一話、冒頭で紫さんが言ってましたね。
「神酒を手に、晴れを越え雨を越え嵐を越え、そして賢者を探しなさい」と。
その式は確か最終的に都に…?
そして二匹は月面へ?

所変わって豊かの海。
依姫が吹っ飛ばされてます。これにはウサギ達も驚愕。
対するレミリア余裕の表情、相手が怯んだここぞと口上を。

「地上で最速にして最強のレミリア様だ。ちっぽけな天体(つき)だったから一周してきちゃったよ」

なんと言うカリスマ…!
しかし野次要員(主人公Rさん・Mさん)も黙ってません。

M「最速って彼奴(文)と比べるとどうかなぁ」
R「力だって彼奴(萃香)がいるしねぇ」

R「じつは大して取り柄がないんじゃ」ププッ
「聞こえているよ」

レミィ全部聞こえてました。デビルイヤーは地獄耳だそうです。デ、デビルマン!
最新の情報だと力の面では勇儀さんが最上でしょう、きっと。
そんな野次要員は放っておいて、よっこらせと依姫立ち上がります。刀で身を支え、それでも屈しない瞳。

「どうした?圧倒的な力の差に絶望したとしても降参は許さないよ?」

余裕のレミィ。いまだかつてないカリスマ。カリスマ値■■■■■
しかし依姫、レミィの羽が焦げてるのを指摘。レミィ慌てて日傘を差す。カリスマ値■■■■□

「危ないところだった。日光の下では長く生きられないのだよ、強すぎるから」
「……その傘、全然カバーしきれないみたいだけど……」

日傘に収まらない翼が焦げてました。カリスマ値■□□□□
よかった、いつものレミィだ!
依姫の冷ややかな視線を残し、舞台は幻想郷へ。

前回のラスト、幽々子と妖夢。
湖に映る月を前に立ち尽くす。
妖夢は「さすがに冷えますね、用事を早く済ましましょう。お体に触りますから」
しかし幽々子「あら、お体を持っているのは貴方だけよ」
そういえば貴方って幽体!
そして妖夢、焦りながらも家捜しを引っ張る。
すると幽々子様、扇子で湖を示す。

「湖の主の家ですか?駄目ですよ、魚類か両生類じゃないと潜れません」

妖夢って何処か抜けてるよね。だがそれがいい。
永夜抄の「目を閉じたら真っ暗です!」から何かおかしくなった。
しかしそんな妖夢の天然ボケをスルーし、「湖に映った月を見て」と言います。
湖に映った月は、不自然にもぱっくり割れている。
その疑問を口にすると、幽々子様なんと湖の上を歩く。右足が沈む前に左足を出せばいいだけです。
何の迷いも無くスタスタと歩く幽々子様。さすがに歩けず飛んでついて行く妖夢。
幽々子は静かに語ります。

「紫が幻の月と本物の月の境界を失わせたのです。紫が閉じ忘れたか、それとも……」

ぴょんと湖の月の隙間に飛び込む幽々子様。行動的な幽々子様って珍しい!
妖夢も慌てて後を追います。
次に妖夢が顔を出すと、大海原のど真ん中。
幽々子様曰く月の海に到着したとのこと。初めてみる海に驚愕の妖夢。
海水浴の提案なんてしていると、隙間のすぐ傍にひん曲がった傘が。
妖夢でもわかる紫の傘、それを見て焦る妖夢、冷静な幽々子。妖夢今回凄い可愛いな。

「その傘は宝の地図よ。その傘どおりに進めと言っているのよ、紫は」
「へぇ…って、なんで幽々子様が来るってわかってたんですか?」
「さあねぇ、一度負けてるからじゃない?」

レミリア ■□□□□
幽々子 ■■■■■

何がって、いやまぁその。
舞台は戻ります。

どうやら一方的に攻撃している様子のレミィ。↓↓射連発ですね、緋想天イージー板でよく見ます!
「何も仕掛けられないのかい?」(*2)と挑発するも、依姫はそう乗らない。

「私が攻撃すれば貴方は必ず一撃で負けるでしょう。だから貴方の技をすべて見てからでも遅くは無い」

スペルカードも使えば?と逆に挑発されます。そしてそれに乗るのがレミィ。らめぇ、死亡フラグ!
カチンときてあっさりと発動『クイーン・オブ・ミッドナイト』。安直な名前が彼女らしさを表します。

「永遠に明けない弾幕の夜を、悪夢の度に思い出せ。くらえっ!」

一見かっこいいけど小物臭もする台詞。
依姫はちょん避けと同時に神降ろし開始。

『天宇受売命(あめのうずめみこと)』(*3)よ!我が身に降り立ち夜の侵食を食い止める舞を見せよ!」

ウズメノミコト+舞い=天岩戸伝説。
これでもうオチが見えたもんです。レミィ逃げてー!
依姫に憑依する天宇受売命、効果は弾幕ちょん避け。グレイズ音を漫画で聞くとは…!
それを見てレミィ、やっぱり攻撃は直接攻撃に限ると結論。
依姫、舞いをやめて次の神降ろしへ。

「女神の舞に大御神は満足された。
 天岩戸は開き夜の侵食はここで終わる。
  『天照大御神』よ!圧倒的な光でこの世から夜をなくせ」

天岩戸が開き、太陽神がこんにちは。→レミィピチューン
↓↓射見てからカウンター余裕でした^^
宣言通り一撃でレミリアを撃破。残るは霊夢だけですが果たして…。

十六話、完。

(*1)晴れの海、雨の海、嵐の海
月の海のことです。とは言え現実の月の海はただの空洞です。
晴れの海は雨の海の東に位置します。南西には静かの海があります。
雨の海は月の海でも二番目に大きなもの。その深さは12キロメートルも!
嵐の海は恐らく嵐の大洋のことでしょう。月の海の中でも最も巨大。南北縦に2500キロメートルに及びます。
ところでこの月の海、地球側…即ち月の表側に多くあります。
不思議ですね。

(*2)何も仕掛けられないのかい?
なんかこれ当たってる気がする。神降ろし以外の戦闘手段を持ってないのかも。
それとも太陽が弱点と知ったから本当に余裕を見せて攻撃を喰らっていただけ?
スペルカードを煽るのに何か意味がありそうだなとか思うも検討つかず。
しかし依姫はカウンタースペルばっかだな。
待ちキャラは嫌われるぞ。

(*3)天宇受売命
あめのうずめのみこと。古事記表記「天宇受賣命」、日本書紀表記「天鈿女命」
天岩戸神話、中でも岩戸隠れで登場する芸能の女神。
天岩戸云々の下りは前回15話の石凝姥命解説に書きましたのでそちらを参照。

天照大御神については今更語らなくてもいいですよね。

以下REX他作品感想。

■世界樹
先月号飛ばしたのに何の損傷もなく読めました。
逆に先月号何してたのか気になります…!
「もしこの後全員無事にハイ・ラガートに帰れたらさ…」
至急
死亡フラグ
やめろ
「そりゃおもしろいアイデアだな。この状況を切り抜けた連中が集ったらきっと凄いギルドになるぜ!」
バカな…フラグ上書きだと……!

■いかさま
五徳猫かわいすぎるだろwww

■かんなぎ
最近流行ってるようなので読んでみた。
今月号だけ読んで面白いわけがなかった。

■パッパラ
ジャッカル=横田は突撃時代、正月の度に現れた獣を思い出させる出で立ち!
兎年に来たゴルゴ風の獣が大好きでした。

■白砂村
やべぇ先月号超気になる。
そしてやっぱり推理ものか!トンデモ論に期待。
え、ファンタジーじゃないのこれ?

■パラドキシア
神。
肉色の突起物はトラウマだろwwwキモすぎるwwww
Q子大活躍でした。

■鬼ごっこ
綺燐カワイソス……。

■俺野鳥
あるぇー、一月飛ばしただけでキャラ増えてやがる!
シュールどころじゃなくなってきた暴走漫画、単行本まだかなー。


宣伝。
mixi内にて地霊殿過去小説、「先巷説地霊殿」連載中です。
お暇なときにでも読んでいただけると飛んで喜びます。
こちらからどうぞ。

| | コメント (0)

2008年9月13日 (土)

儚月抄15話感想

念願の石鹸屋LIVEDOJO&すーぱーあまねりおのライブチケットを手に入れたぞ!
帰りにREXも買ってきました。
何か、回を増すごとに酷くなるといいますか。
最初にこんなことを言うのも何ですが、確実につまらなくなってます。
びっくりするぐらい酷い。何が酷かったってのはまぁ下のほうで。
石鹸屋さんのラジオ聞きながらはじめまーす。
 
 
 
 
 

* * *
 
 
 
第十五話 星屑の人間

センターカラー、魔理沙のカラフルな弾幕で始まります。
先手必勝スターダストレヴァリエ。レヴァリエは依姫だけでなく、見学者たちの元にも降り注ぎます。
妖精→魔方陣で防御。
兎→逃げる。
霊夢→札で払う。
咲レミ→日傘で。
必死に魔法で防御してる妖精が馬鹿に見えるぐらいみんな適当な回避方法だぜ…!

肝心の依姫はと言うと、微動だにせず。弾幕は何故か依姫に触れる事無く、その周りでストップ。

「月の都で見える星は瞬いていないらしいな」

と呆れ顔で魔理沙。
依姫は淡々と返します。

「星が瞬いて見えるのは大気の揺らぎなのです。
 大気の少ない月の都では、星はほとんどど瞬かない」

勿論魔理沙の弾幕は現実の星じゃないので、その弾幕が止まっている説明には全くなってません。
あくまで魔理沙の言葉への返答。かつ☆弾の一つをつまみ、そのまま口へ。
一口齧り、「甘…」 弾幕って食べれたのかー!!
一口でポイ捨てし、今度は止まっているとは言え重密度の弾幕をひょいひょい避けて進んでます。
どう見ても弾が透けてます。

「瞬かない星の光の軌道は完全な直線です。
 等速度の攻撃は加速度系において止まっているに等しい」

止まっている弾幕なら誰にでも避けられるでしょう?(*1)と依姫。
魔理沙は「よく判らんが確かにお前の周りは止まっているな」と返しますが、本当何がなんだか。
続いて魔理沙、スペル宣言「イベントホライズン」
こちらは依姫を囲い、速度が止まる事はありませんでしたが刀で斬られました。
あっさりと弾幕を破られる魔理沙をみて愉快そうに笑うレミリア。
このシーンの咲夜さんどう立ってるんでしょうね。日傘の位置ありえなくね?お嬢様日傘入ってなくね?
そんなレミリアを見て魔理沙、溜息一つ。
しかし冷静に依姫に向き直ります。
すでに勝てる気がしない、と心中呟いていると依姫が間近まで。
攻守逆転、今度は依姫が攻撃に

「『天津甕星(*2)』よ、大気に遮られない本来の星の輝きを、この者たちに見せつけよ!」
「…っ!!」

たち、と言われているので恐らく霊夢らも含まれていたのでしょうが、霊夢ら見ていませんでした。
レミリアと向き合い、相談。

「ねぇあんた。依姫に勝てると思う?」
「負けるはずがないよ、弱気だねぇ」

お嬢様が強気なのはいつものこと。
しかし霊夢は月を攻めてきた自分たちは今回悪者であることを説く。

「悪い方は必ず負けるのよ」

今まで良い側に立ち、悪い側を倒してきた霊夢の言葉。
しかしそれでもレミリアは「負けやしないよ」(*3)と自信満々。
そんなレミリアに霊夢があっさりと言葉を返します。

「言っちゃ悪いけど、私の勘ではあんたが一番簡単に負けるわよ。力の有無とか関係なし」

にっ、の言葉は吹っ飛んできた魔理沙のおかげで遮られる事に。
巫女の勘は良く当たるらしいが…。
恐らく上記依姫の攻撃に吹き飛ばされただろう魔理沙、起き上がろうとしたところをレミリアに蹴飛ばされる。

「なんだよ、わざわざ私が相手の戦い方を見るチャンスを与えてやってるのに、その仕打ちかよ」

魔理沙涙目。肝心の依姫の技は見てないわ、魔理沙今回噛ませ臭が酷いぜ。
そんなやり取りをみて依姫はクスクスと笑う。
レミリアは魔理沙に叱責。

「何ちんたら戦ってるのよ!
 どうせ負けるんならやりたいことやってから負けなさい!」

それを聞いて魔理沙、ついに必殺技解禁。

「この世に、光の速さより速い物は存在しない。
 どのような加速度を持とうと究極的には直線になるんだよ!出でよ『ファイナルスパーク』!」

マスターは飛ばしました。
ドカーンと言ったような爆発的効果音よりビヨーンといった効果音の似合いそうなファイナルスパーク。
もうこの人に戦闘書かせるのやめようよ、と本気で思った。
そんな大変残念なファイナルスパークですが威力はあったようです。
しかし土煙を睨み、「これだけじゃ勝てないと思ったがな」と魔理沙。
うっすらと見える依姫の影。
なんていうか、高威力の必殺技ってバトル漫画とかだといつだって見た目だけだよね!
依姫、刀を構え余裕の表情。左手が大変な事に。

「光を斬るのは、水を斬るよりもずっと容易いの」

それを聞いた魔理沙、今度はファイナルスパークを撃ち、依姫に被弾するまえに上空へ。
もうすでに先の魔理沙の発言と矛盾した行動を取ってますが、つっこむまい…。
上空から更にもう一撃、『ダブルスパーク』と名付け発動。
すると依姫は新たな神降ろしを。

「『石凝姥命(*4)』よ、三種の神器の一つ八咫鏡の霊威を今再び見せよ!」

すると上空から撃たれたファイナルスパークは向きを魔理沙に変えます。マホカンタ!
下では依姫がもう一本のファイナルスパークをあっさり両断。
反射されたファイナルスパークは魔理沙をかすり、地球の方へ。
今ごろ地球は大騒ぎだなとぼやく魔理沙に、依姫はなんとも思わないだろうと生真面目に反論。

曰く、
表の月には人間が置いていった霊験も何も無い大きな鏡があり、
月との距離を測るために地上からレーザーを飛ばしている。
月兎たちがよく位置をずらして遊んでいるそうな。

すると魔理沙、やたらあっさりと降参宣言。もう煙もでねぇと。
依姫は呆れ顔で「私の番が回ってこなかったじゃない」と言いましたが天津甕星は…?
とにかくも魔理沙との戦いは終了、次はレミリアが立候補。
あれほどに大口を叩いていたのでトリかと思えば、霊夢の番を回さないとは…。


所変わって地上の幻想郷、すっかり忘れていた二人組みが何処か巨大な湖に。
一人、妖夢は月の傍で何か光ったのを見つけるも、幽々子には「月はいつだって光ってますよ」と返される。
妖夢は幽々子についてきているだけのようで、行き先を知らない様子。
何処に行くのかと尋ねると、

「吸血鬼はお手製ロケットで、
 紫は予定通り幻の月と本物の月の境界から月へ行ってしまった。
  としたら、私たちがやることは一つしかないでしょ?(*5)
「家捜しですかね、紅魔館の」
「あら、空き巣?」

カラカラと何処かに向かう幽々子。
どうにも紫も出発してしまっている様子。紫さんの黒幕ポジションが否めませんが、ここにて終了。

十五話 完

* * *

「いくら力の差があろうと、スペルカード戦なら負ける気がしないがな」
↑先月号の魔理沙。
「ただ遊ばれているようにしか感じない。どうにもこうにも勝てる気がしないぜ」
↑今月号の魔理沙。
ガッカリだよ魔理沙!!
もう、なんか依姫無双っぷりも酷いけど迫力皆無の弾幕バトルが酷すぎる。
絵に突っ込みを入れるとキリが無いのでストーリーを楽しみましょう。
本当バトルは早く終われ。純粋に漫画を楽しむのなら間違いなくうどんげっしょーのが面白いです。多分。

そんじゃ以下気になった部分とか。

(*1)止まっている弾幕なら誰にでも避けられるでしょう?
先月号の咲夜さん涙目。
どう考えても先月の方が弾幕薄いですが、まぁ、いろいろあるのでしょう。

(*2)天津甕星
あまつみかほし。別名は「天香香背男(あまのかがせお)」「香香背男(かがせお)」
「経津主神(ふつぬしのかみ)」と「武甕雷男神(たけみかづちおのかみ)」が豊葦原中国(とよはらなかつくに=人間が住む世界)の平定を行った際、最後まで服従しなかった星の神。
甕星とは明け星のことです。恐らく金星ではないかとよく言われます。
このように日本書紀には「まつろわぬ神」と描かれます。金星で「まつろわぬ神」と言うと、「イシュタル」や「ルシフェル」が有名。

(*3)負けやしないよ
いつも通り、根拠の無い自信なのかどうか。
トリを霊夢に回したって事は霊夢に期待しているんじゃないかとか勘ぐっちゃうんですが。
いや…ない…か…

(*4)石凝姥命
いしこりどめのみこと。日本書紀での表記。
古事記では「伊斯許理度売命」と表記。別名「櫛石窓神(くしいわまどのかみ)」、「豊石窓神(とよいわまどのかみ)」等。「天石門別神(あまのいわとわけのかみ)」とは別だった気がしたんだけど、ちょっと曖昧。手元に古事記がない!
天照大神が引きこもった岩戸隠れの際、八咫鏡を作り上げた女神。

ついでに岩戸隠れについて簡単に。
須佐乃袁尊の暴れっぷりにブチギレた天照大神が天岩戸に引きこもる。
世界真っ暗になる。ちょwwやべぇwwwとなる。
高天原の頭脳、思金神の提案である儀式をすることに。
その時に石凝姥命に八咫鏡を作らせ、玉祖命に八尺瓊勾玉を作らせた。
それらをお供えし、天宇受賣命が天岩戸の前で素っ裸で踊り、神々が大声で笑う。
天照大神、「俺引きこもってんのに何がおかしいの?」とチラ見。
神々「あなたより素晴らしい神が現れたからです」と、八咫鏡を指差す。
天照大神は鏡に写った自分をその神だと思い込み、よく見ようと身を乗り出す。
そこを引っ張り出される。空が晴れたよー!
こんな感じです。要約するとですが。天照大神バカじゃんwwwとか言わないように。
名前の表記が日本書紀と古事記めちゃくちゃになってる気がしますが、スルーで。

(*5)私たちがやることは一つしかないでしょ?
つ…月に行く…?
幽々子様と紫さんは何考えてっかわがんねぞ!
月参戦でなくて、今回の件に絡むとしたら永遠亭しかねぇしなぁ…。
何か、誰かを忘れてる気がする。
余談ですが今年の中秋の名月は晴れましたね。いい月でした。

* * *

以下REX他作品感想。

■世界樹
単行本また上巻とか。まぁ、だらだら続けるよりマシか…?
このペースだと「旅はまだ始まったばかりだ!」Endしか見えないが。
イチカさんどう見てもこれブシドーっすよね。
サウロポセイドンでかすぎわらた。採取中におおっと!ってレベルじゃねーぞ!

■鬼ごっこ
いっそ18禁にしてやりたいことやっちゃえよ!
こんな雑誌で書いてる人じゃないだろあんた!
むしろエロ書いてください!

■パッパラ隊
久々にガンガンを思い出せる素晴らしいパッパラワールドでした。
ナイスパンチラ!

■白砂村
探偵物で行くのか怨霊物で行くのか異能力バトル物で行くのか未だにわからない…!
ニードレス新刊まだー?

■シンシア
すげぇラスト。歌詞とスタッフロールで笑っちゃったい。
第二部は普通に無いだろうから新作期待。

■いかさま
花魁さんの手紙すげぇwwww
京極さんの妖怪像もいいけど、この人のも結構好き。
妖怪がいることを前提に否定論を繰り返す辺りが。

■パラドキシア
もしかしたらこれで笑ってんの俺だけじゃないかとも思うほど周りでウケが悪い。
怒涛のツッコミ、これぞ美川さん…!
聖くんは、その、乙…

■俺野鳥
やべぇスワンさん超可愛い。
ツッコミ1:ボケ9だと

■次号
読み切りのセレヴィ量産型さん、名前どっかで聞いた事あるなーと思ったら
某14歳さんのサイトでかなり頻繁に見た名前でした。
懐かしいなぁ、中学ん時だから4,5年前か。
検索したらトップが輝夜さんでちょっと笑った。

こんな感じです。
また来月までにお会い致しましょー

| | コメント (5)

2008年8月 9日 (土)

東方儚月抄十四話感想

平凡日記を携帯ブログに移したら酷く閑散とした空間になりました。
月1の更新とも言えます、儚月抄感想やりまーす。
の前に、前回13話感想時、ありがたい事にいくつかのWib拍手を頂きました。
主にモケーレムベンベの事で。
皆!モケーレムベンベは射命丸の作った架空の生き物じゃないぞ!人間の作った架空の生き物だ!
UMAなんか普通知らないよな…。
妖怪といいUMAといい、神主は知識範囲が豊富だぜ。

あ、始めます。
 
 
 
 
* * *
 
 
第十四話「金属の戦い」

 
今回は咲夜さんVS依姫。
ナイフと太刀で文字通りその金属の戦い…では、ありませんでした。
ここで示される金属(*1)は恐らく別物でしょう。下注参照。

太刀を向ける依姫。脳裏には永琳の手紙に書かれた言葉が蘇ります。
曰く、
依姫は豊かの海に現れる敵を迎え撃つ。それは囮であるが、身の潔白を証明するのに役立つ。
身の潔白については前回言ってましたね。
神降ろしが出来る霊夢のせいで、依姫が疑われて云々ってとこでしょう。
先読みは好きじゃないですが、豊姫が本命の紫さんと衝突するのかな?

兎角、依姫は咲夜さんを目の前に動きを止める。
咲夜さんも待ちに徹するのか、

「貴方からかかってこなければ無限に待ちますよ?」

とのこと。
そういえば咲夜さんの能力は攻めじゃないですね。
相手の攻撃を受けたフリをしてカウンターとか。ええ、待ち咲夜さん(*2)は大変厄介です(緋想的な意味で
咲夜さんの言葉を受けてか、依姫は片手を天に向ける。

「貴方は、さっき私のことを手癖が悪いって言ったわよね」

その一言を堺に、周囲には豪雨が。
どうでもいいですけどこの台詞先月も言ってますよね。どんだけ根に持ってんだよ。
状況把握する前に八つの雷が咲夜さんを囲う。
雷は一つに連なり、身を炎で包んだ一つの神に。

『火雷神』(*3)よ。七柱の兄弟を従え、この地に来た事を後悔させよ!」

炎で出来た八つ首で咲夜さんを囲い一見炎の渦に。
一方豪雨にびしょ濡れになった霊夢は不快そうな半眼。
魔理沙は勝負の幾重を割りと真剣な顔で。
おじょうさまは てがさを てに ごきげんだ!最近の日傘は雨も防げます。
しかし依姫、炎の渦ではなく視線を背中に。

「貴方は、不思議な術を使うのね」

咲夜さんはあっさりと依姫の背後を取り、ナイフを突きつける形に。出たよ待ち咲夜さん
咲夜さんは「瞬間移動のイリュージョン」と称しますが、依姫は咲夜さんのスカートが焦げてることに気づきます。

「あとおまけ」

と咲夜さんの一言。
ハッと依姫が顔を上げると一面にナイフ。紅魔郷5面の悪夢が蘇ります。
兎もビビる!依姫は極めて冷静!
更に咲夜さん、背後から一歩距離を取り、「も一つおまけの」

で、でたぁー!咲夜さんの不規則屈折ナイフ!
「え、そこで曲がんの?」には誰もが泣かされました。
一面ナイフの海、しかし依姫直立不動。

『金山彦命』(*4)よ。私の周りを飛ぶうるさい蝿を砂に返せ!」
すると一面のナイフが全て砂に。
流石の咲夜さんも冷や汗を隠せず。
「卑怯じゃね?」な顔で絶句する魔理沙。
一方霊夢は「ほー便利ねー。ボムかしらー」と評価。ああそうか、ボムか。

依姫、あっさりと咲夜さんに向き直り太刀を突きつけ、

「持ち主の元へ返しなさい」

咲夜さんが驚愕の表情を見せるが先か、砂に返った筈のナイフが形を戻し、咲夜さんへ。
逃げにくいように投げている分、咲夜さんも避けづらそう。

「避けにくいのは当然ね。しょうがない…」

この言葉に察したのか、依姫は更に火雷神を再来。
再度襲う豪雨に咲夜さんの顔から余裕の表情が消える。

「私の世界へ」

咲夜さんが時を止める。
しかし時すでに遅し。周囲は自分のナイフと火雷神の雷が覆っていて、逃げ道無し。
悩んだ末咲夜さん。
やれやれ、と。
白旗。

次のコマには笑顔ながら口から煙を吐く完全で瀟洒なこげたメイド長が!雷直撃かよwww
お嬢様ブチギレです。
咲夜さんも「申し訳ございません」と言うも、

「咲夜がいきなり大技使うもんだから一発で勝負がついちゃうかと思ったじゃない」
「はい?」

疑問符を浮かべる咲夜さん可愛いよ!
咲夜さんの疑問に、お嬢様はあっさりと返します。

「咲夜は前座なんだから、私が戦うまで勝っちゃ駄目」

ぷんぷんと怒るお嬢様に対し、咲夜さんの母性全開の超優しい笑顔。
なんというメイド長…。お嬢様の言い分にも全く不平を見せない…!
一方無傷の勝利を見せた依姫は兎集団にワイワイと持て囃されていた。

「私には八百万の技がある。一人頭二つしか使っていないんだから」

「あと399万回連戦しても勝てる計算」
「はぁ」

おい兎生返事かよ。つっこめよそこは。
そんなことより最後、何故咲夜さんが瞬間移動をしなかったのかと疑問を持つレイセン(多分
依姫は咲夜さんの言った「瞬間移動」なんて出来ない事を見切ってました。
しかし時を止めるということは判ってない様子。先の火雷神でスカートが焦げていた事から察したとのこと。
さすが依姫様、兎集団とは違って戦闘経験豊富だ!

間。

依姫は余裕の表情で、
「さあ、次は誰かしら?」
と告げる。
お嬢様はキョロキョロと二番手にふさわしい人物を探します。いやまぁ自分が大将だと思ってるのなら二人しかいないわけですが。
その二人ですが、
霊夢:寝てる。
魔理沙:物凄い勢いで目を逸らした。

「魔理沙も負けそうだから、次頑張って。思いっきり負けるのを見せてね」
「ひでぇなあ……」

くしゃくしゃと髪を掻きながら、魔理沙はイヤイヤ立ち上がる。

「咲夜も毎日よく耐えられるよな」

最もです。一方咲夜さんは少し困ったような笑顔を浮かべた。あれ、惚れそう。

「ふふ、次は言い出しっぺの貴方ね」

依姫は余裕の表情。
イヤイヤ立ち上がった魔理沙は、

「ま、いくら力の差があろうと」

ぽわっと魔法で帽子を取り出し、いつもの魔理沙に。まともな魔法使えたのか…!

「スペルカード戦なら負ける気がしないがな」

第十四話 完

* * *

秋☆枝さんは動きの動作に迫力がないから戦闘シーンはひたすら微妙だぜ!
ラストシーン、帽子を取り出したのはいいとして、月に来てから一回も箒を見てないような。
箒の無い魔理沙なんて!空も飛べない!はず!
あ、下注入りまーす。

*1 金属
うわ、順番間違えた。自分で言っといてなんですが、まぁやっぱナイフでしょう。
金山彦命のことかとも思いましたが、それはちょっと考えすぎでした。

*2 待ち咲夜さん
酷く個人的な話ですが待ち咲夜さん苦手なんですよ。
ええ、緋想天です。中距離あややや使いとしては一定距離保たれるのが辛い辛い。
カウンター特化と言いますか、硬直待ちと言いますか。パーフェクトメイドは意外と強い。グレイズできちゃうけど。
今回の話と全く関係ないですね。ええ。

*3 火雷神
ほのいかずちのかみ。
七柱の兄弟、と言われて「は?」と思いましたが、火雷神も入れればしっかり八柱ですね。
八柱の雷神と言えば、黄泉の国に行った伊邪那美(いざなみ)の体に宿った奴等ですね。
それぞれ、

頭に大雷神(おおいかづちのかみ)
胸に火雷神(ほのいかづちのかみ)
腹に黒雷神(くろいかづちのかみ)
女陰に析雷神(さきいかづちのかみ)
左手に若雷神(わかいかづちのかみ)
右手に土雷神(つちいかづちのかみ)
左足に鳴雷神(なりいかづちのかみ)
右足に伏雷神(ふしいかづちのかみ)

です。ヤマタノオロチとは関係ないです。
別称としては、

賀茂別雷大神(かもわけいかづちのかみ)
上賀茂神社(別称:賀茂別雷神社)にて扱われる際の名前。

火雷天神(からいてんじん)
天満宮系統で現れるときの名前。

建御雷神(たけみかづち)
有名すぎてどれを挙げればいいやら。

等があります。本当は一括りに雷神様なんて言うのも大分アレなんですが…。


*4 金山彦命
鉱山の神様です。こちらは男の神で、対になる女神、金山姫命というのもいます。
なお古事記では二人、日本書紀には女神は消え、金山彦命だけとなっています。
あー、彼の出生でも語りましょうか。少ないんで。
しかし伊邪那美から生まれた35神語ると語りすぎですかね。
丁度上に雷神様、前回説明した火之迦具土神をあわせ、伊邪那美の病と死辺りをお話しましょう。
表記が古事記のものですので若干字が変わりますが御察しください。

伊邪那美は火之迦具土神を生んだ事で女陰が焼け、病に伏せます。
その際の嘔吐から生まれたのが金山毘古神(かなやまびこのかみ)と金山毘売神(かなやまびめのかみ)です。
次に屎から生まれたのが波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)と波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)。
次に尿から生まれたのが弥都波能売神(みつはのめのかみ)と和久産巣日神(わくむすびのかみ)。
何プレイだよと言わんばかりにボコボコ神様生まれます。
んでまぁ、伊邪那美は結局命を落とし、黄泉の国でその体に雷神を宿します。上記したやつですね。

と、言った感じです。古事記と日本書紀、二つ読むとこんがらがるのでご注意ください。
前回に火之迦具土神の兄弟を紹介したので、随分な数の神様が出てきましたね。
参った事に前回使用した参考資料が日本書紀で今回使用したのが古事記という点です。あばばばば。
ルーミア程度に読んでいただければ幸い。

さて東方も戦闘に入ってからちょっとgdgd感が出てきました。
絵柄的にストーリーを見てるほうがいいね、やっぱ。

以下REX他作品の感想

■てとてトライオン!
新連載。
シンシアザミッションでは乳首だすどころの問題じゃなかったというのにお前ときたら…。
なんかよくわかんないけど確実につまらないのは確かなので次回から飛ばします。

■世界中の迷宮Ⅱ
皆、騙されるな!話進んでないぞ!
今回の話は世界観説明の一環ですね。姫様見れて大満足です。

■CYNTHIAtheMISSION
おにゃのこが素っ裸で殺しあうのは新しかったです。
シベールさん一回負けたら噛ませすぎるwwww
紫水さんの能力はちょっとチートだな。嫌いじゃないよ。邪鬼眼(

■宇宙スレイヴなんとかかんとか
前に連載してたのもそうだけど、
わけわかんねぇー!

■パッパラ隊
自重しないネタは俺嫌いじゃないよ!
ガンガン時代読んでるからいくらか補正入ってるかも。
ランジェ様はツンデレだと思ってたけど実際ツンデレるの初めてじゃね!?
我ながらツンデレるって何だ。

■鬼ごっこ
バトル漫画だったのか。
ただのおっぱい漫画じゃなかったんだな!(

■パラドキシア
予想の斜め上どころじゃない。もう想像を絶する方向にしか進まない…!
エアおっぱいのところで笑わない男いるの?何回読み返しても呼吸困難過呼吸レベルなんだけど。
是非俺もこの宗教に入れてください。

■俺野鳥観察記
ベリーユーモラス!
スwワwンwwwwwwwwwwwwwwwwwww


白砂村が無いじゃねーかちくしょー!
終わり!

| | コメント (0)

2008年7月10日 (木)

儚月抄13話感想

レポート終わらないけどREXは買ってきたよ!
毎回毎回著作権ギリギリ(アウト)に書いてるけどまだ懲りないよ!
そんなわけでいつも通りな感じで書きます。
今回から見る人なんていないでしょうから細かい説明は省くぜ、と思ったら前回から省いてた。

もっと前から省いてた。アルェー?
ネタバレ防止の行稼ぎだけどココログじゃあんまり意味が無い。
でははじめまーす。
 
 
 
 
 
* * *
 
 
第十三話「月面の美しさ」

タイトル的に考えれば月の都でも行くかと思いますが、場面は変わりません。
何の美しさかって?それはもうしばし下で。

前回喧嘩を売って終了したレミィと依姫、不敵に睨み合い物語は再開します。
両手を抑えられたにも関わらず余裕の表情の依姫。
霊夢たちが月の海に落ちるのを元より知っていた様子。

「八意様の言っていたとおりね。増長(*1)した幼い妖怪が海に落ちてくると」
「?」

わかっていた理由は永琳からの手紙(*2)、ある程度の事は書いてあったみたい?
海に落ちるとこまで永琳の計画通りとは、月の頭脳侮りがたし。
レミィが疑問符を持つもそれには答えず、依姫は咲夜さんに語りかける。

「貴方、さっき私の手癖が悪いって言ったわね?」

すると何かを感じてすぐさま手を離す咲夜さん。瞬時に燃え上がる依姫の両腕。
驚きを隠せぬ人間三人に対し、ざまぁみろな顔の依姫。
さすがの咲夜さんも時を止めればなんとかなるわけでもなく、距離を取る。
そこにレミィが叱咤。

「そんなちんけな火、怖くも何もないでしょ?何ひるんでるのよ!」

人間は貴方ほど頑丈じゃないんですモケーレムベンベ(*3)さん!
しかし依姫の言葉に目つきを変えます。

「これは小さく見えても愛宕様の火(*4)。
    すべてを焼き尽くす神の火なの。
     地上には、これほど熱い火はほとんどない(*5)

妖怪が鍛えたこの楼観剣に、斬れぬものなどほどんどない!
言ってみただけです。
依姫の言葉に酷く動揺する霊夢。
愛宕様の炎、祇園様の剣。

「あんたも私と同じ――」
「そう。私は神々をその身に降ろして(*6)力を借りることができる」

依姫の言葉に一同愕然、と思いきや大して驚いてませんでした。レミィに至っては余所見してます。
霊夢が自分も最近その力を修行したばかりと告げると、依姫は迷惑そうな顔をする。
住吉三神が霊夢に呼び出されたおかげで、月では神降ろしが出来る依姫が疑われているとのこと。
霊夢もまた面倒くさそうな顔で「稽古はやらされてたんだもん」と言うも、
再び祇園様の剣を地面に突き刺す依姫。今度はレミィと咲夜さんも刃に包まれる。

「その疑いも、今日晴れる」

と勝利を確信した依姫。
全員が動けなくなると、颯爽と月ウサギ達集合!すでに動けない霊夢たちに銃剣を突きつけて「フフン」顔。
くwwwそwwwうwwwさwwwぎwwww
そんな中魔理沙は現状を冷静に見てました。
依姫には隙がなく、霊夢との力さは歴然。
レミィは余裕の表情ながらも何考えてるか不明。
咲夜さんは隙を窺うも動く気配なし。
得意技の逃げるも、ロケット大破でどうにもならず。

魔理沙が思考を巡らせていると、依姫は余裕のあまり挑発に出ます。

「自力で月に来るなんて、どんな奴かと思っていたけど。おもしろくないわね」

レミィがキレてます。「にゃんだと」といわんばかりのネコ目で。
そして吸血鬼がブチギレる前に、魔理沙が声をあげる。

「こ、降参だ。降参!」
「あら、あっけない」

魔理沙は自分たちに勝ち目がなく、かつお互い大きな被害を被ると依姫に呼びかける。
そしてさり気なく自分の有利な方向に話を持っていこうとする。

「幻想郷には、知的で美しい決闘ルールがあるんだ。
  力の強い妖怪が多い幻想郷だからこそ生まれたルールだ」

その妖怪の中に神奈子様が入ってました。あれ…妖…怪……?
ともかく依姫は疑いながらも興味を示す。
「何かしら?」と食いつくと、しめたと言わんばかりに口にする。

「人間も妖怪も月の民もオケラも皆平等に楽しめる、
  この世でもっとも無駄なゲーム。スペルカード戦だ」


魔理沙の言葉の後、月兎とメイド妖精が勝負。
物理的攻撃の銃剣で妖精の体制を崩し、でたぁー!座薬弾!弾幕攻撃。
あっさり被弾して負けるメイド妖精。喜ぶ月兎の前に、崩れ落ちたメイド妖精が三匹。
この子たちマジで何しに来たの?
その二匹で説明してたのか、魔理沙は依姫に「こんな感じ」と伝える。
スペルカードルールが魔理沙の口から次々に説明されていきます。
説明内容は東方求聞史記のものの通りでした。
依姫はまだ納得いかないのか、「普通の決闘と何が違うの?」と半眼で訊ねる。

「美しいほうが勝ちなんだ。つまり精神的な勝負ってことだ」
「へぇ、それはわかりやすいわね」

魔理沙、ちらりと紅魔組を盗み見。依姫との会話が聞かれていないことを確認してから耳打ち。

「うちらが全敗したら、おとなしく地上に帰るから」

依姫も無駄な血が流れないのなら、と納得の表情。
しかし念のためか、自分が負けても月の都には入れないと釘を刺す。
魔理沙はそれに手土産一つもらえれば構わないと返事。
ボソボソと話していると、気の短いレミィがさすがに声を荒げる。

「さっさとそいつを倒して、月の都に向かうよ!」

依姫も魔理沙との会話に同意をしているので、あっさりと勝負を受ける事に。
こうして霊夢、魔理沙、咲夜、レミリアVS依姫のスペルカードバトルが始まる事に。
幻想郷組の先手はレミィの命令で咲夜さん。
それを見て依姫はクスクスと、「怖気づいたのかしら?」と挑発。
いかん、今日の流れではレミィがブチギレる!と思いきや、

「先に貴方の能力を見て、少しでも勝率を増すためよ」

でも咲夜は強いから私の出番はないかもね、とレミィ。
あ、あれ…?なんだこれ…カ、カリスマだと…!モケーレムベンベなんて言ってスミマセンでした。
まさかの冷静な反応に依姫も感心。
咲夜さんも両手を一振り、姿を現すナイフの弾幕。ヘぇ、こういう風に出すのか。

「さあ始めましょう。私の美しいナイフ裁き、残念ながら誰にも見えないかもしれないけど」

両手にナイフ、更に空中に無数のナイフを構え、依姫に向かう。

「それでは私も月の使者のリーダーとして。最大限、美しく……」

祇園様の刀を手に、真っ向から構える依姫。
そしてもはや背景と化した月兎。
マンガで弾幕バトルをどう表現するか、気になる勝負は次号に持ち越し。

第十三話 完

* * *

*1 増長
(1)次第に大きくなること。はなはだしくなること。現在はよくないことについて用いる。増大。
(2)思い上がること。つけあがること。
……いや、何となく。

*2 永琳からの手紙
儚月抄表紙前の登場人物紹介、綿月依姫のところに、
「八意永琳の手紙を元に行動中」
とある。永琳の手紙には少なくとも幼い妖怪が海に落ちてくる、といったものが書いてあった。
これから先の出来事も書いてある?それとも直接永琳が手を加えたレミリアのことだけ?
どっちにしろ依姫の目をレミリアに向けることが永琳の手紙に書かれていて、永琳の目的だった様子。

*3 モケーレムベンベ
(1)モケーレ・ムベンベ(Mokele-mbembe)
アフリカ大陸中央部のコンゴ共和国・カメルーン・ガボンなどの広大な熱帯雨林の湖沼地帯に生息しているのではないかと言われているUMA。体の大きさはカバとゾウの間ぐらい、体長は5~10m、ヘビのような長い首と尾を持ち、四足歩行、直径30cm以上の丸い足跡には三つの爪跡があるとされる。
別称「コンゴ・ドラゴン」
(2)モケーレムベンベ(Remilia-Scarlet)
幻想郷紅魔館ホールにて目撃情報の有る新手の妖怪。アドリブに強い。
「ぎゃおー!たーべちゃうぞー!」

はい、次。

*4 愛宕様の火
依姫第二の神降ろし、愛宕様。火を司ると言ったら愛宕様ですね。ちなみに雷神でもあるんだぜ?
さて、愛宕様といえば総本社は京都の嵯峨、延喜式内社の愛宕神社。
祭神は勿論、「火之迦具土神(ほのかぐづちのかみ)」
これにはいくつか別称があります。
「軻遇突智之命(かくつちのみこと)」や「火産霊尊(ほのむすびのみこと)」。こっちは日本書紀等に使われる神名ですね。
ついでです、彼の兄弟たちもご紹介しましょう。
五分後には忘れる程度にどうぞ。

風の神「級長戸邊命(しなとべのみこと)」
海の神「少童命(わたつみのみこと)」
山の神「山祇(やまつみ)」
水門の神「速秋津日命(はやあきつひのみこと)」
木の神「句句廼馳(くくのち)」
土の神「埴安神(はにやすのかみ)」
そして最後に火の神「軻遇突智(かぐつち)」となっています。
参考文献「日本書紀 巻1の5段より」

こんな感じでしょうか。

*5 地上にはこれほど熱い火はほとんどない
まぁ妹紅の(木花咲耶姫命の?)富士の不死火相当でしょうか。
だとしたら以前に戦ってるので安心ですね。

*6 神々をその身に降ろして
日本の神様ばっかだね。月はどっちかってーと中国的なアレかと思ったが。嫦娥様的な意味で。
いや、ここでメガテンばりに神様降ろされても困りますが。

こんなもんです。
日本書紀はしばらく見たくない…。

REX全体。
儚月抄の次の次のページ、ホワイトキャンパスのイラストが氷川翔さんですね。
この人の書くフラン始めてみた!と思う!
センターカラーのハンド×レッド、白砂村に興味を持ちました。二つとも絵が好きすぎる。
■世界樹
その、最近思い始めたんだけど、別段面白くは無いね?
フリフロさんじゃなければ飛ばす程度。
■パラドキシア
いつも通り窒息ものでした。腐女子がまんますぎるwwww
百合少女たちいいぞ、もっとやれ!
■忍の一
迂闊にも笑っちまった。今まではくだらないと思ってたのに、くそ、こういうのに弱い。
■俺野鳥観察記
超w展w開wwww
いままでの流れ的にここはラスベガス(海外ドラマ的な意味で)からネタ引っ張れよ!
どうでもいいけどラスベガスのシーズン2、早くも見逃した。くそ、録画すればよかった。
スワンさんは天然だと信じてる。

そんではまた来月、までに間に2,3回会えたら褒めてください。
レポートを書く作業に戻るぜ!

| | コメント (0)

2008年6月 9日 (月)

儚月抄十二話感想

今月入ってから記事は書いてるんですけど、未だに書き終わらない例大祭収穫物の感想。
書きすぎた。

そんなこんなでREX買ってきました。
いつも通りな感じでやるのでいつも通りの人はゴーホーム。
 
 
 
 
 
* * *
 
 
第十二話「豊かの海」

巻頭カラーです。
幻想郷には無い海を目の前に、霊夢と魔理沙が肩を並べて体育座り。
初めて見るそれに何を思うか、しばし遠くを眺める二人。
やがて魔理沙がぽつりと、

「……海だねぇ」
「これが海ねぇ」

霊夢も当り障り無く返します。
余りにも広いそれを目の前に感動の言葉も浮かばないかといえば、そうでもないです。
どちらかと言うとその海に浮かぶ木片、もとい大破したロケットから目を背けてるだけでした。
現実逃避ですね、わかります。

やがて二人そろって砂浜に散らばったロケットの欠片に目を向け、
ずーんと暗く沈む。
魔理沙が話題を変えようと、明るい話に持っていくことに。

「幻想郷にもこんな海があれば大分違うんだがな」

しかし霊夢、海にさほど興味が無いのか、

「海坊主とか、クラーケンとかが出るだけでしょ」

と一蹴。
「食事には困らないかも知れないけど」などと現実味のあることを。
そんなテンションがた落ちの二人に、

「着いたばっかで何を黄昏てるのよ」

と咲夜さん登場。なんか太ましくない?
「だって……」とまるで駄々をこねる子供のような霊夢。
魔理沙も珍しく暗い表情で「帰りの船(ロケット)は大破しちゃったしな」

霊夢や魔理沙のような楽観主義(?)はこう言った時も気にしないものかと思ったけど、やっぱり心配の様子。
一方咲夜さんは余裕の表情。「問題ないわ、」と切り出す。
魔理沙が首をかしげると、咲夜さんは自信満々に

「私たちの目的は月に行く事であって、月から帰ることではないからね」

まぁちょっと何言ってるかわかりませんが、咲夜さんなりに二人を慰めたのでしょう。
そう思っとけ。

一方カリスマ降下してただの幼女と化したレミリアお嬢様は、目的地の月へついて大変ご機嫌。
日傘を手に、メイド妖精を三匹連れ、月の探索中。
木々には桃が生り、それを見て

「桃、桃、桃。どこを見ても桃の木ばっかね」

メイド妖精たちは桃を食べてご機嫌。なんなのこの子達。

「せっかく月まで来たんだ。
  こんなありふれたもんじゃなくて、
      もっと何か珍しい物でも無い
 
                  ものか――!」

ふいに突きつけられる銃剣。
何処からか現れた兎兵に対し、お嬢様の瞳が細くなる。
うおおお嬢様シリアス顔かっけぇ!
一方妖精達は桃をもいでて気づかなかった^^
お嬢様のピンチに初めて気づく妖精達。マジで何なのこの子達。

そんなお嬢様のピンチなぞ露知らず、咲夜さんは桃の木の森(仮)でお嬢様を探します。
目の前に広がる桃の木たちに、

「……月の民は桃しか食べないのかしら」

と呟く。そしてお嬢様探索を打ち切り、両手に抱えるほど桃をもぐ。
幻想郷の住人はそこに果実が生ってたらもぐのが習性なのだろうか。
そこにメイド妖精の一匹が飛んできて、

「咲夜様!大変です!月の兵士たちが!!」


更に舞台は変わり、海岸。黄昏た二人に戻る。
ふいに霊夢が「釣りを始めよう」と提案。
魔理沙もその話に乗っかり、大きな魚に期待するところに、

「残念ね。豊かの海には何も棲んでいないわ」

二人が振り返ると太刀を両手に構えた依姫が参上。

「月の海には生き物は棲んでいない。生命の海は穢れの海なのです」

と、太刀を霊夢に突きつける。
魔理沙は宥めようと必死に声をかけるも無視。
太刀を突きつけられた霊夢は特に恐れる事も無く、真正面から見返す。相当な度胸です。
「住吉三神を呼び出していたのはお前」と問われ、頷きながらもその場で胡坐。
霊夢の余裕さを嘲笑うと、依姫は太刀をそのまま地面に深く突き刺す。
一連の動作は緋想天の天子が緋想剣で地震を起こしたのと似てますね。
すると地震は起こらず、代わりに霊夢と魔理沙を無数の刃が囲む。
突如地面から現れた無数の刃の檻に、さすがに二人とも驚き、身を縮ませる。

「女神を閉じ込める、祇園様の力」

二人を簡単に捕らえ勝ち誇っていると、一匹の兎が依姫の下に。
報告を聞き顔色を変える依姫。

「な!なんですって、あんな小娘相手に貴方たちは何をやってい――」
「誰が小娘よ」

日傘を手に、咲夜さんを引き連れてお嬢様到着。

「殺されたいのかい?」

笑顔ながらも影を落とした表情がカリスマですお嬢様。このお嬢様を待っていた!
依姫が他の兎たちをどうしたか訪ねると、「全部のしてきた」と余裕のお嬢様。
しかし疑いの視線のまま、依姫は報告に来た兎に耳打ちする。

「真相は?」
「怖気づいてみんな隠れました」

すると依姫の背後の草陰から申し訳無さそうに「えへへっ」と兎たち。
新ジャンル「ヘタレ兎」
依姫もさすがに頭を抱える。「圧倒的に実戦経験不足…」
が、そのままお嬢様に手を突き出す。

「ねっ!」

その左手から何かが放たれる前に、待機していた咲夜さんが目を光らせる。
ザ・ワールド!
咲夜さん以外の世界が止まり、ダッシュで依姫を羽交い絞めに。
そして時は動き出す。
「いつの間に!」と咲夜さんの能力を見破れない依姫。まさかの事態にうろたえる兎たち。

「貴方、手癖が悪そうだったから」

咲夜さんカッコ良すぎるwwww
依姫を抑えたまま、咲夜さん後ろ足で突き刺さった太刀を器用に引き抜く。
すると霊夢と魔理沙を囲っていた刃が地面に消え、一安心の二人。

「貴方たちの目的は何かしら」

と依姫。
抑えられてもまだ余裕が残ってそうです。
目的を訊ねられて首をかしげる咲夜さんと霊夢。やっぱりこの二人だめだ。
代わりに魔理沙が答える。

「さっき月に行く事って言ってなかったっけ。つまりは知的好奇心だ」
「……じゃあ、達成されてたのね」

あらー、と咲夜さん。
するとカラカラと「何を言っているんだ」と言わんばかりにお嬢様が笑う。

「咲夜、忘れたの?私たちの目的は、月の都の乗っ取りだ!」

依姫を目の前に大きく宣言。

「月は、私の物だ」

なんというスカーレットデビル……降下したカリスマをたった一話で復活させてしまった。
堂々とした宣言にむしろ挑戦的な笑顔を浮かべる依姫。
宣戦布告をぶちかましたところで、十二話終了。

* * *

今回幾つかの場所に緋想天に登場する舞台、有頂天に類似するものが見られました。
ロケットもロケットだったんで宇宙までに行かずに有頂天で止まったか?とも思いましたが、巻頭見開きカラーの上部に地球が映ってますね。本当に月についたのか…。
月の民も桃ばっか食うとは、なんとも高い所に住む人は味の薄いものが好きなのか。
何にせよお嬢様のカリスマ復活とともにストーリー燃wえwてwきwたwwww


さて、今回登場する「祇園の力」
女神を閉じ込めるなどとよくわからない力でしたが、まぁ祇園様も出てきてせっかくなので有名な神様でもご紹介します(今回のメイン
ついでにその神社も。
ルーミア感覚で見ていただければ幸い。

神宮・明神
神宮と呼ばれる場所には明神「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が奉られています。
有名ですね、天照大神。八百万の神の頂点、全ての命の中心とも言われています。
ちなみに明神とは「神様」を示す言葉ですが、現在は「天照」を示す言葉になっています。

八幡様
八幡様は、「応神天皇(おうじんてんのう)」、「比売大神(ひめがみ)」、「神功皇后(じんぐうこうごう)」の三柱の神様を示します。
八幡さまは、大分県の宇佐神宮から始まり、京都の石清水八幡宮、鎌倉の鶴岡八幡宮が代表的な八幡宮です。
農業神でしたが、平安時代以降源氏の氏神になり武神としても信仰されます。

お稲荷様
稲荷神社でお馴染みお稲荷様。総本宮は京都伏見の稲荷大社。
主祭神は「宇伽之御魂神(うかのみたまのかみ)」です。狐神なので商売繁盛の神様とされます。

出雲の神様
出雲の神様は主祭神を「大国主神(おおくにぬしのかみ)」と言い、大黒様と言えばピンと来るかもしれません。

住吉様
「底筒男命」「中筒男命」「表筒男命」の三柱の神様を言い、総称して「住江神(すみのえかみ)」、「住吉神(すみよしかみ)」ともいわれています。
儚月抄でもお馴染み、航海の神様です。

祇園様
祇園様とは八坂神社を示します。福をまねく神様です。
ピンとこない方は「須佐之男命(すさのおのみこと)」と言えばわかると思います。
神奈子さんではないです。

熊野三山
須佐之男命を仰ぐ宮様で、和歌山県では熊野様があり「熊野三山」を本宗と仰ぎ、この他に須佐之男命を祭神とする武蔵国一の宮の氷川神社があります。

お諏訪様
ご本社は長野県の諏訪大社の主神「建御名方神(たけみなかたかみ)」。農業の神様で、狩猟の神様として崇められ、武田家の守護神でもあります。
諏訪子さんではないです。

天神様
「菅原道真」の霊を祀った神社の総称をいいます。学問の神様ですね。
各地名+天満宮とついてれば大体天神様です。多分。

恵比寿様
恵比寿様は全国に多くあり、二つの系統、大阪の今宮戎神社・兵庫県の西宮神社に分かれています。
海を越えて来た神様と言うことから、漁業の神、また商売繁盛の守り神となりました。

浅間様
富士山の信仰から生まれた神社で別名「お富士さん」とも呼ばれてます。
ピンと来ない方は「木花咲耶姫命(このはのさくやひめのみこと)」が祭られてる場所と覚えてください。
「あさまさま」ともいわれて豊作の感謝の対象となっています。
小説版儚月抄では妹紅関係で顔を出したようですね。見てないからわかりませんが。
咲夜さんとは関係ないです。


こんなもんでしょうか。
脱線にもほどがある気がします。

今回REXのほかの作品もいい感じです。
パラドキシアは鉄板。友達に見せたら引かれた。ざわ……。
世界樹もカースメーカー登場。何より驚いたのはレンジャー、バード、メディックのPT。いやいや、即行死んで終わるわ。カス子はフラグ立ちまくりです。
さり気なく今後が気になるハンド×レッドは途中から富樫化しましたね。間に合わなかったのか?
あとは俺野鳥観察記。俺この人の書いた漫画もっと読みたいwww
こんなもんです。

あ、あと白砂村は単行本買おうか迷ってる。ニードレスは結構好きなんだけど。
白砂村は探偵能力バトルものでいいんだよな?ネウロ的な。

ではまた来月(までにはちまちま更新したい…

| | コメント (0)

2008年5月10日 (土)

儚き月の下で

今月号のREXは儚月抄が休載だったのでSS一本書きました。
短めです。
ゆるりとした二人の静かな会話をお楽しみくださいまし。
 
 
 
 

「儚き月の下で-無名の丘-」 
 
* * *
 
「メディ、ご覧。月にロケットが飛んでくわ」

 ゆらぁり、と。幽香は夜空を指差した。その指先はゆらゆらと不安定で、対象を正確に指し示しているわけではない事をメディスンは察する。おおよその方角なのだろうか、見つけることは出来ずとも視線を向けることは容易い。
 指の先を辿り、真っ先に映るのは夜空。昼間に見えた青空とは違い、空と大地の境界線が無くなる夜の空はとても広い。そのとても広い夜空にはポツポツと小さな星が明かりを灯し、一際大きな月が煌々と大地を照らしている。
 その中に一つ、速いのか遅いのかよくわからない速度で空に上がって行くものを見つけた。それがロケットなのだろうと理解するのは、さほど難しくなかった。

「幽香、ロケットって何?」

 飛翔していくソレがロケットであることはわかっても、ロケットそのものの知識が無ければただの風景だ。頬を撫ぜる、ほんの少し冷たい風となんら変わりは無い。
 いくら待っても答えが返ってこないので、一先ずロケットから視線を外し、幽香に向ける。幽香は大きな盃を手にボウッと夜空を(或いはロケットを、もしかしたら月を)眺めていた。

「幽香?」
「んん……」

 ボスッ、と幽香の横に腰を降ろす。メディスンは転がっていた大きめの酒瓶を抱きかかえると直接口をつけ、喉に酒を流し込んだ。咽るギリギリまで流し込んだところで、ひょいと幽香に取られた。あまり口に合わない苦い酒だったので、特に文句は言わない。
 親指と人差し指で摘むように口元を拭い、再度疑問を口にする。

「ロケットって何だったの?」

 今はもうすっかり見えなくなってしまった。見た感じ、月とは見当違いの方向へ飛んでいった。
 幽香は「そうねぇ」と一言呟き、今度こそ続けた。

「月へ行くための乗り物かしら」
「違う方向に飛んでいったっぽいよ?」

 メディスンの言葉に幽香はケラケラと笑った。勿論理由もわからず笑われた方は、顔をしかめるしかない。

「元々ね、メディ。ロケットは外の世界のものなのよ」
「うん」
「外の世界ではね、外の世界の”外”に行く手段に使われているのよ」
「月に行くための乗り物じゃないの?」
「そうよ、」

 幽香は一度区切り、何かをほんの少し考えたようだった。言葉を続くのをメディスンは黙って待った。

「つまり外の世界の概念では、月は世界の外にあるのね」
「外の世界の更に外……?」

 幽香は頷く。メディスンには想像もつかなかった。そもそも外の世界についてもそれほど詳しくは無い。

「幽香は物知りだね」
「受け売りよ。どっかの、スキマ妖怪のね」

 そう吐き捨てると、さきほどメディスンがそうしたように酒瓶に口をつけた。メディスンはスキマ妖怪についても心当たりが無かったが、これ以上は無駄な知識だと思ったので疑問にする事は無かった。
 ぷはっと酒瓶から口を離し、幽香が眉をひそめる。親指で唇をなぞり、ポツリと呟いた。

「それにしても今更月へなんて……一体何を企んでるのかしら」

 自分に投げられた言葉ではない事を理解し、メディスンは返事をしなかった。代わりにコロンと寝転がり、掌を月に向ける。綺麗な弧を描く三日月は、メディスンのその小さな掌に収まってしまった。――最も、メディスンがその手を握り締めても月を握る事は出来ないのだが。
 
「幽香、月には何があるの?」
「知らないわ。ただ……そうねぇ」

 幽香はキョロキョロと視線を動かすと、ある一点で止めた。その視線の先を指差し、言う。

「メディ、あの山に行った事はある?」
「ないよ」
「じゃあ今度行ってみるといいわ。その時の感動と月に行った時の感動は、きっと同じものよ」
「そうなの?」
「ええ。同じ、”見えるけど行った事は無い場所”ですもの」

 盃を両手でくるくる回しながら、幽香は少し微笑んだ。
 「ふぅん」と生返事、メディスンは重くなってきた目蓋を擦った。不意に起き上がり、幽香にしな垂れかかる。酒を盃に移していた幽香は少し焦り、睨みを効かせたが、目を閉じられたメディスンには届かなかった。
 やれやれと、幽香はメディスンを後ろから支える形に移動する。メディスンも幽香の胸に後頭部を預けてきた。
 すぐに静かな寝息が聞こえるようになった。

「ねぇ紫、月に一体何の価値があると言うのかしら?」

 答えるものがいなくなった夜、幽香は一人呟く。そして酒の中に空の三日月を収め、それを一気に飲み干した。
 月を飲むのに月へ行く必要は無い。そして月を飲む事が出来るのは嫦娥だけではない。月に行ってまでしてやることは何一つ無いのだ。月でできる事は全て地上で出来てしまう。――少なくとも妖怪が行おうと思うものは。

「否、あれは妖怪と言うよりは……」

 だとするのならば妖怪である自分の考えでは至らない。
 先ほどメディスンがそうしたように、月に向けて手を伸ばした。彼女よりは月に近づいているだろうか、それでも指先は月に掠めもしなかった。

「目には見て 手には取らえぬ 月の内の 楓の如き 妹を奈何せむ」

 恋焦がれているのはむしろ私だろうか、と一言付け足し。
 幽香もまた瞳を閉じた。

 
* * *
 
 
Q なんでこの二人?
A 幽香メディが俺のジャスティス。

Q 幽香と紫の関係は?
A 本気で戦った事は無いけど互いに「本気で戦ったら勝てる」と思ってる関係。
  俺の中ではそんなイメージ。

Q ロケット何処いった?
A 宇宙行きました。外の世界を表と仮定して、幻想郷なので裏の世界の宇宙です。
  宇宙と言っても幻想郷と月をつなぐ道程を示します。
  俺なりの幻想郷における宇宙の解釈です。全部説明すると長そうなので割合。

Q 最後の歌の詳細。
A 湯原王(ゆはらのおおきみ)の相聞、湯原王の娘子に贈る歌より。
  万葉集四巻の六百三十二番歌。
  1、手の届かぬ月に何かを求めた紫。
  2、関係ないと思いつつも紫の行動の気になる幽香。
  の二つの意味を入れたつもりです。互いに手の届かぬ領域。
  後半のメディ空気っぷりは異常。
 

楽しんでいただけたら幸い。

| | コメント (0)

2008年4月10日 (木)

儚月抄十一話感想

大学の授業オリエンテーションの仕組みが去年よりややこしくなってしんどい…。
そして資格課程取ると卒業できる気がしない。もしくはバイトやめるしか!

まぁそんなこんなで帰り際にREX買ってきました。
感想の前に少し気になった記事を。
五月二十日から一迅社もライトノベル文庫に参戦!
その名も一迅社文庫。わかりやすくていいですね。
ここから東方儚月抄小説版は出るんでしょうか?もしかしたら香霖堂も出るかもしれんね!
期待してるよ一迅社!
以下感想。
ネタバレ全開、アレな人はターンして帰るといいよ。
 
 
 

 
 
 
 
第十一話「青い宙を行く」
 
 
前回、無事に発射したロケット。
どうやら発射から五日が経過したようで、ロケットの最下層が切り離されます。
どうにも”外の世界”の宇宙旅行の概念で考えてはいけない様子。五日飛びっぱなしにも関わらず、外は青い空が延々と続いている。
景色が変わらず退屈な魔理沙。
レミリアはマイペース、咲夜に紅茶をねだる。
ところでこのレミィの座ってる椅子どっかで見たことあるんだよな。
そうだ!今年4歳になる従兄弟が使ってるテーブル付きベビーチェアだ!
もうレミィにカリスマ性を求める事はやめました。
しかし似合うなぁベビーチェア。
 
下段のおっきなテーブルを恋しく思うレミリア。
一方テーブルすらない魔理沙は「お前以外はみんな椅子もないんだから」と叱咤。椅子ないとは言えベビーチェアもどうかと思うよ!
我侭を言うレミリアに、魔理沙は霊夢を指差す。
霊夢は黙々と神棚に向って瞑想、魔理沙が「足が痺れて立てなくなってるぜ」等とからかってもガン無視。仕事してる霊夢を見るのが凄い新鮮。

そんな中紅茶を入れようとした咲夜が困った声をあげる。
魔理沙は「宇宙ネズミの死骸でも出たか?」等と暇さのあまり蛆の沸いた質問。勿論そんな事も無く、下段のロケットに油のストックを残したまま切り離してしまったとのこと。
残りの燃料では料理に困ると咲夜、そこでふと思いつく。魔理沙に向かい一言、

「こんなときのために貴方がいるんじゃない」
「?」

無事紅茶を入れる咲夜。
「騒がしかったけど何かあったのかしら?」とレミリアの質問に、「あ、いえ。たいしたことじゃないんです」と濁す。
「私がいたから、たいしたことがなくて済んだんだろ?」と魔理沙。
咲夜さん笑顔で殺気を飛ばすという芸当を見せてくれる。
満足げな魔理沙の後ろ、妖精達が興味深く見ているのはミニ八卦炉。

ま、いいけど。とレミリア。
それよりも上空になればなるほど味が変わっていることが気になるレミィ。
咲夜さんも「なんか、お湯の沸点が下がってきているみたい」と返す。咲夜さん今回言葉づかい自由すぎね?レミィには常に丁寧語かと思ってた。
かと思ったら次の魔理沙との会話では丁寧語。うん?
「おいおい、ロケットの空気が漏れてるんじゃないのか?」
「あら、窓の外も普通に空気はあると思いますけど」
そういうとあっさりと窓を開ける咲夜さん。魔理沙の引きとめも間に合わず、超上空にして窓全開。
空気がごった返しになり部屋内はパニックに。

「宇宙に空気がないってのは都市伝説だったのか。そういえば、重力だって地上と変わらないしな」
などと、冷静に分析する白黒魔法使い。
「もう、集中できないじゃないの」
あまりの騒がしさに今度は霊夢がキレた。
するともうすぐ二段目も切り離すとのこと。理由は
「上筒男命から『退屈だからそろそろ代われ』って」
とのこと。
そういう、もんなんだ。
 
 
舞台は変わって紅魔館。
いつも通り読書に励むパチュリーの元、二人の来客。
軽い挨拶であっさりと通した門番の存在価値について考えつつも、永琳と輝夜登場。
永琳はどうやって月旅行を実現させているかを聞きにきたとの事。
パチェがもう月までの行程は半分過ぎていると言うと、永琳は疑問符。約10万里(*1)離れているのにこの短期間で、と。
しかしパチェ曰く、

「私の計算では月まではそんなに距離はないわ。
 月は空に浮かんでいるのだから……
 雲をいくつか越えれば、月につくでしょ」

その言葉に永琳は肯定する。しかし、

「確かに月までの距離は見る人によって変わります。
 距離は絶対的な物ではない。
 ですが、貴方は外の世界の技術を模してロケットを作った。
 だから月までの行程は、外のそれと同等なのではないですか?」

とのこと。
そんな言葉にも、パチェはさして興味もなさげに「知らないわよ、そんなもん」と返す。
パチェの作ったロケットは「空に映っている月を追いかけるようにできている」ものらしい。
輝夜が「そういうもんなの?」と訊ねると、永琳これまた肯定。
「でも私達は満月の日に月と行き来するのに、あのロケットは三日月の夜に出発したわ?」
この言葉にはパチェが返す。
「ちょうど満月の夜に辿り着けるように調整したのよ」

「満月の夜に空に浮かんだ月は、月の都に入り込める穴が空くと。
 三日月の夜に出発したのは月の民が行き来するより時間が掛かるからでしょう」

すると永琳、すっとパチェの背後につく。
本から顔を上げないパチェの背中に矢を突きつけ質問する。

「貴方の本だけじゃわからないでしょ?誰の入れ知恵かしら」

幻想郷には似つかわしくない武器による脅迫。永琳が矢使ってるの初めて見た!使いかた違うけど!
それに対しパチェ、「邪魔するのなら帰って」と一歩も引かない。
「ロケットが月に辿り着けなくなってもいいの?」
最後の脅迫にも、パチェはあっさりと月の羽衣の件を取り出す。
「貴方でしょ?ロケットに月の羽衣をつけたのは」
それを聞き、「気づいていたの」と矢を消す永琳。
パチェも次から次へ新情報が入ってきた事により、今回の一件の黒幕に気づいていた。
そしてレミィが踊らされているだけな事も知っていた。
そこにふと輝夜が疑問。

「踊らされているのがわかって、なんで出発させたのかしら」
「我が侭だからねぇ、一度言い出したら聞かないし。偶には痛い目に遭ってみるのもいいんじゃないの?」

なんというパチェ、間違いなくこれは何十年にも渡る親友の意見。
そこに輝夜が最後の質問。

「じゃあ貴方が地上に残った理由って……黒幕を懲らしめるため?」
 
 
 
「うんにゃ、痛い目に遭うのが嫌だから」
 

きっぱりとしたパチェの意見に永琳腹を抱えて爆笑。少し照れてるパチェ萌え。
 
 
一方ロケットは最上段の窮屈な部屋、苛立ちを隠せないレミィ。
音を立て立ち上がり、おもむろに翼を広げる。翼に直撃した魔理沙も声を荒げ、中は険悪な空気に。
以下喧嘩。

「こんな狭い所に押し込められて早十二日目、運動不足になるわ」
「お前なんか何百年も生きてるんだから、
 二週間そこらじゃなんにも変わらないだろう?
 おとなしく棺桶にでも入ってろよ、邪魔だし」
「なんだとー?やるかぁ?」
「やんねーよ」

つかみ合い古典的な喧嘩へ(煙から手足が出てるアレ)
霊夢も咲夜さんも特に止めないで傍観。ふいに外が明るくなるのを確認。

「ご主人様!窓の外を…」

咲夜の言葉に喧嘩を止める二人。しかしご主人様て。咲夜さん一話のうちにどんだけ口調変わるんだ。
二人が外を覗くと、そこには月面。
霊夢が立ち上がり、
「最後の仕上げよ!何かが起こるわ!」
といった刹那、機体が傾く。
そのままロケットはまっ逆さまに月面に落ちる。
パニックになる室内、たった一人だけ直立したままの咲夜さんマジ瀟洒。
月の海(湖?)にロケットは転覆し、残骸からひょっこりと顔を出す魔理沙。

第十一話 完

今回も特に動きっちゅー動きはないですね。
気になる事も少なく、さっくり読めます。

*1約十万里
現在の尺貫法(一里=四キロメートル)で換算すると約四十万キロメートル。
明治二年以前(一里=四百メートル)ので換算すると四万キロメートル。
東方だと明治二年以前でいいのかな?

補足しときたいのはこんぐらいです。
今回のカリスマ値!

永琳
■■■■■□
月を守るためには手段も選ばない、初めて黒さを見せた月の頭脳!

パチェ
■■■■□□
脅迫にも一切動じず推理も冴えた大魔女!

輝夜
■□□□□□
ただの箱入り娘!

レミィ
□□□□□□
ただの我が侭幼女!

* * *

その他面白かった(読んだ)ものはこんな感じ。

■世界中
最近2を買ったおかげで敵とかもわかります。二人PTはちょっとありえないけどな!
オオテントウとラフレシアは序盤の壁っすよね。ラフレシア三体とか即行逃げるわ。
おおっと!はトラウマ。
カースメイカーはまだか!
■パラドキシア
きゃふぁッ!?
はわわわはわわわ
不動守wwwwwwwwwwwwww
個人的におっぱいすもう部は趣があると思う!
■俺野鳥
世界樹ネタに吹いたwww
ブババババ→二週間→ボスループ。
なんという世界中の基本…間違いなくこいつやりなれてやがる…!
つーか小三の会話じゃねーぞ!

あ、それと儚月抄単行本はとらの穴で買いました。
お茶缶もよかったんですが、中身入りは無いわ。
CDケースとポストカードついてきました。
結構加筆されてますね。あと単行本で見るとページがやたら黒かったり白かったり。
ベタ多すぎ?な印象。REX掲載時は気づかなかったんだけどなぁ。
とりあえず上中下は確定でしょう。三構成のロケットイラストがついてるので。
合計九曲ですね、わかります。年内にはもう一冊でればいいな!

| | コメント (0)

2008年3月 9日 (日)

東方儚月抄十話感想

四月九日はREX五月号と儚月抄上巻発売日!
感想の前に各店舗の儚月抄購入特典でも買いときます。

メロンブックス:東方儚月抄オリジナルお茶缶(通販含む)
とらのあな:秋★枝先生描き下ろし特製CD紙ジャケット(通販除く)
ホワイトキャンバス:秋★枝先生描き下ろしトレーディングカード(通販含む)

REX四月号P199より引用。
とらのあなの紙ジャケは三月精のみたいなやつですかね?
ハードカバーコミックじゃないから後ろページにCD入ってると読みづらいから、これでしょうか。
個人的にはメロンのお茶缶も気になりますが。
ホワキャンのカードは絵柄一種類だそうです。これは、まぁ、いいかな。

んじゃ始めます。ネタバレしか無いのでアレな人は右上の×をクリック!
 
 
 

第十話「幻想ケープカナベラル」


いきなりですが、タイトルのケープカナベラルとはフロリダ州の宇宙ロケットセンターの意です。

冒頭からパチュリーがメイド妖精を働かせてます。働くんだね、メイド妖精。
ロケットの発射ということで本を移動している様子。
霊夢、魔理沙、咲夜はその様子を端っこで眺める。もう魔理沙がいることに突っ込みはいれない。
ふと、ロケットの下に敷かれた赤い線に疑問を持つ魔理沙。

「この赤い線はなんなんだ?」
「ロケットは赤道の近くで打ち上げた方がエネルギーが少なくて済むんだそうですから」
「それで足元に赤い線を書いたのか。どういう理屈なんだが」

うん…?俺の記憶が正しければ赤道は緯度0度の…
否、知識人のパチェが言うならそっちが正しいよな!

どうやら魔理沙も同乗するようになったらしい。
魔理沙はこのことに、

「ロケットの愛称を決めたのは私なんだから、私は乗る権利があるだろう?」

とのこと。早くも経緯を捏造する魔理沙。霊夢もこれにツッコミはいれずスルー。
しかしパチェ曰く、

「霊夢にトラブルが起こったら、魔理沙が代わりになるかもしれないから。スパークって」

なんというマスタースパークエンジン……咲夜と霊夢は笑うも、魔理沙本人はマジ唖然。
出発も近づき、ロケットに乗る三人とメイド三匹。
「結構広いのね」と感想の霊夢に、咲夜さんは「長旅になりますから」
これに霊夢、今まで持っていなかった疑問に首を傾げる。

「長旅って……もしかして泊まりになるの?」

これにはさすがの魔理沙も呆れ顔。

「まさか日帰りで帰ってこれると思ってたのか?」
「だって、昼になったら月は見えなくなるじゃないの。夜のうちに月に辿りつかないとおかしくない?」

お前は何を言っているんだ?
とは言え外界とのつながりのない幻想郷、その中でも巫女という仕事上知る術も無いのかも?
すると知っている魔理沙が博識という事になるけど、まぁスペルで星を扱うだけあるってことでしょう。
更に咲夜さんも霊夢の意見を頭から否定するわけではなく、

「宇宙に行ったら夜も昼もないそうですが……」

と発言する。
ついでに往復で半月から一月かかると教える。
霊夢は酷く驚くも、ロケットを見回し、「なんとか我慢できると思う」と。
最もその後に「食料は大丈夫なのかな…」と別の心配はある様子。
しかし広さに安心した霊夢に、咲夜は次の注意事項を言う。

「あ、あと月に向かうとドンドンと狭くなりますよ」
「なんで?縮むの?」
「航海の途中で一階から順番に切り離して行きますから」

段々と小さくなっていくと説明。最終的には三階だけと聞き、魔理沙がそれを確認に。
見た感じクローゼットが一つ、ベッドが一つしかない屋根裏部屋のような場所。
「大分狭い」と感想。

「全員って、私たちとあんたらと四人?」
「いいえ。念のためメイドたちも三匹ほど連れて行く予定です」
「……なんの役に立つんだか」

そんなメイドたちは神棚荒らしてました。
メイド妖精三匹は三月精じゃありませんでした。残念。メイドじゃないか。
そんな中、外では何やらざわざわと。
メイドが道を開け、背後にもメイドを引き連れ、赤い道…もとい赤道を歩いてレミリア登場。
幼い姿ながらもその姿はまさにカリスマ!
赤道を見てレミリアは満足の様子。

「この赤い道…ふふん、私のための赤絨毯ってわけ?」

パチュリー、説明するのも面倒くさいか、

「ま、そんなもんかな?」

と返す。
ロケットを使って月に行きたいのはレミリアだから、まぁ大きな意味では間違ってもなし!
さくっとレミリアをロケットに乗せるパチュリー。
レミリアは乗るや否や、

「お待たせ、さっそくだけど出発するわよ!」
「って、図書館から出発するのか?ここって地下だろう?天井は?屋根は?」

質問攻め魔理沙。
一方レミリアは全てスルーして頭巾装着。貴重なカリスマが失われていきます!
本当お嬢様はこういうお子様装備似合うなぁ…当たり前っちゃ当たり前だが。
代わりに咲夜が魔理沙に答える。

「さっきも言ったでしょ?ロケットの発射は赤道の近くがいいって」
「赤道って、床に赤い線を書いただけじゃないか」

魔理沙がまともなこと言った!
最もそんな発言が吸血鬼に伝わるはずも無く、

「後は霊夢が住吉三神を呼べば、もう飛び出せるよ!」

と赤頭巾レミィ。いや色はわからないけど、きっと赤頭巾。
一方外ではパチュリーがロケットを鎖と錠前で雁字搦めにしたところ。
航海の途中で内側から圧力で開かないようにしたとのこと。
「月までの道程、うまくいくといいわね」と呟くパチュリー。
まずロケットに礼を二回。
さらに両手をパンパンと二度合わせ、更に一礼。
そして、

「アーメン」

違くね?言葉違くね?
パチュリーに倣い、外のメイドたちも同じ事をする。
その光景を見て魔理沙はいろいろ混ざってると指摘。

「なあ、アレはなんの宗教なんだ?」
「さあね、私は宗教には興味ないから」
「ふーむ」

レミリア無宗教説浮上。
魔理沙が悩んでいると、後ろの窓に小銭がぶつけられる。
窓の外にはロケットに向かって次々と小銭を投げつけるメイドたち。
更に魔理沙は呆れ、霊夢に訊ねる。

「お賽銭は、神社でするもんじゃないのか?」

しかし霊夢、神降ろしの準備をしながら、

「神社ってのは何もあの建物じゃなくても問題ない。同時に何ヶ所存在しても問題ない。
 神棚だけでも十分神社と同じ役割を持つ。いや、神棚だってただの飾りで神様の宿る器さえあれば十分」

珍しく巫女らしい事を言う霊夢。腋とヘソも素敵です。
ハチマキを捲き、神棚の前に正座する霊夢。

「――つまり、このロケットは空飛ぶ神社なのよ」

その言葉と共に住吉三神を降ろしたのか、急にロケットが傾く。
魔理沙は窓に捕まり、咲夜さんは瀟洒にも直立のまま、レミリアは、
机の下にもぐってました。
そうだね、地震の時には頭巾をかぶって机の下にって習ったね。
もうカリスマもへったくれもないな!

外ではメイドたちが天井に張り付けたロープを引く。
すると天井が二つに割れ、空には見事な三日月が。
道が開かれ、ロケット頭頂部についている永琳の札が反応、ロケットは無事空へ。
メイドたちがハンカチを片手に手を振り、パチュリーも満足そうな顔。

所変わって永遠亭。
そこでは一つの窓から輝夜、永琳、鈴仙、てゐが月に向かうロケットを眺めていた。
月の侵略者はあの吸血鬼だったのね、と輝夜。
以前の月侵略のことを言っているのか、「地上の妖怪たちは進歩しない」と発言。
付け焼刃のロケットで月にいけるか疑問を持つ輝夜に、永琳は心配無用と返す。
八話で永琳がつけた札、千社札(*1)は月の羽衣の切れ端をつけておいたとのこと。
その布が必ず月に導くらしい。
その言葉を聞いた鈴仙は会話の途中にも関わらず口を開く。

「お師匠様はあの吸血鬼たちが月を侵略することを望んでいるのですか?」
「ええ、成功するといいわね」
「!!」

笑顔で返す永琳。
ぽかんと口を開ける鈴仙、落ち着きを取り戻すと、今度はどこか控えめに訊ねる。

「お師匠様はやはりつきに恨みを持っているのでしょうか?」

こちらの質問にも永琳は笑顔を崩さない。
永琳は「月の都を守りたいだけ、月の都を侵略しようとしている本当の犯人(*2)を見つけ出したいだけ」と返す。
すると人差し指と親指で輪を作り、そこから月を覗く永琳。
脇で聞いていた輝夜はポツリと漏らす。

「本当の犯人って…吸血鬼のほかに月を侵略しようとしている奴がいるってことかしら」
「……そういえばお師匠様はロケットは誰かの入れ知恵だって言ってましたね」

輝夜と鈴仙の二人の言葉を一笑、

「馬鹿馬鹿しい、誰が黒幕(*3)かなんてわかりきったことじゃないの」

とのこと。
ロケットが動き始めた今、もはや出来ることは綿月姉妹が頑張ってくれる事を願うだけ。
ということは永遠亭組は月に参戦しない様子。
一連の会話が終わると、沈黙を決めていたてゐが口を開く。

「地上の妖怪も進歩してないねぇ」(*4)

三人は急に口を開いたてゐに視線を向ける。
てゐは窓際に腰掛けるようにして続ける。

「一度失敗してるというのに、また失敗しに出かけるなんて愚かとしか思えない
 わたしゃ賢い月の御仁についてよかったよ」

そういえば永遠亭唯一の地上妖怪。
そんなてゐの言葉に、笑みをこぼす月の住民たち。

第十話 完

今回は特別調べる事も少ないですね。考察程度です。
ボチボチ下線部のこと。

*1 千社札
神社などを参拝した際、記念に貼る自分の名前の入った札。
永琳の名前が入っているため、まぁ万が一でも月の攻撃は受けないでしょう。
ある意味綿月姉妹への切り札的存在ですね。
乗ってる人たちは誰一人気づいてませんが。

*2 本当の犯人
*3 黒幕
どうにも犯人と黒幕が違うっぽい?
わかりきった黒幕は紫のことでしょう。
すると月を侵略したい犯人は、紫と手を組んでる誰か?
雰囲気的には萃夢想の紫と萃香の関係みたいなものでしょう。
まぁ、嫦娥が月侵略したい人じゃねぇかなぁとは思いますが。
二人が知り合える機会は過去の月侵略でありますしね。
完璧に憶測なので今後どうなるかは検討もつきませんが。

*4 「地上の妖怪も進歩してないねぇ」
なんか花映塚の時に比べたら随分キャラ変わったねてゐ!
しかしその口ぶりからは、第一次月侵略を見てきたかのよう。
もしかしたら参戦までしていたかも?
え、お幾つですかてゐさん…。

もう物語りは折り返しすぎたかな?大分進んできました。
動きを見せない紫さんや冥界組も気になるもんです。

REX全体としては世界樹、パラドキシアが鉄板。
世界樹はドクトルマグスの姉ちゃんが登場。
姉妹らしいけど、髪の色にツッコミいれちゃまずいっすよね。ルークマジかわいい。
まぁ空気的に次回姉ちゃんも仲間になるでしょう!そんなことよりカースメーカーはまだか!?
パラドキシアは双子分が少なかったけど、よっちゃんとトールギス越前で吹いた。
ただラミアさんが一発キャラにしては可愛すぎだろ!ロリコンとか関係無しに!
あと今回何となく読んだ俺野鳥観察記で迂闊にも。
キャラ関係さっぱりわからないけど、CSIごっこでキた。わかる人いるのかよこれwwww
誤字誤用→奈須きのこ(笑)の流れは神すぎるwww

あと何か作家が死んだとか書いてありましたね。
わざわざ書くなって感じでしょうか。多少なりとも気が滅入るっつーの。

次号は東方が表紙&下敷きつき。
下敷きってどうすればいんでしょうね。中学ん時はポケモンの使ってましたが。
それと冒頭で書いた儚月抄上巻の特典もどれにするか…!
そんなときこそ門板の出番だぜ!発売日は門板にUPされるだろう特典の画像で決めるしか!
あれ、これ特典売り切れフラグですか?

| | コメント (0)

2008年3月 3日 (月)

嫦娥について

え、今更それ引っ張り出すの?と言う皆様の声を無視して始めます。
儚月抄第二話に名前を出した嫦娥様。
中国神話の登場人物なので知らない人もいるかもしれません。
そんな人のために軽く調べた事をまとめてみます。
我ながら、酷く微妙な結果になってることを先に言っておきます。

なにやら閲覧端末によっては漢字の一部が?で表記されちまうそうです。
コウガ、コウゲイ、辺りの漢字がそれっぽいです。
PCなら大抵のは平気ですが、携帯で見るのはオススメしません。
そもそもうちのブログは携帯用に変換してません。サイトビュアで見ても出ねぇ漢字は出ねぇぞ!


嫦娥(じょうが)又は姮娥(こうが)に関係する人物は以下の二人。
羿(げい)又は后羿(こうげい):嫦娥の夫、弓を扱う英雄
逢蒙(ほうもう):羿の弟子


后羿物語
嫦娥の登場する話はいくつかあります。
いずれも英雄后羿の物語であり、嫦娥はその妻として登場します。
最も有名とされる后羿物語は以下の通りです。


はるか昔、世界には太陽が10存在した。
それぞれが交代して1日1つが地上を照らしていたが、ある時全ての太陽が一度に地上を照らすようになる。
地上は灼熱地獄となり、木々や作物が死んでいってしまう。
そこに現れたのが一人の神、后羿である。
后羿は始め太陽を説得したが、説得に応じないため、9の太陽を射落とした。
これにより地上は元に戻り、后羿は人々から英雄と呼ばれるようになる。

しかし子(太陽)を殺された上帝(太陽の父?)の怒りを買い、神籍を失ってしまう。
神籍を失うことで不老不死で無くなってしまう。
また、このとき妻である嫦娥も神籍を失い、こちらも不老不死で無くなってしまう。
この事に嫦娥は酷く不満を持った。
后羿は妻の不満を聞き、崑崙山に住むという西王母の元に赴き、不老不死の薬を貰う。
その薬は二人で飲めば、互いに不老不死になれる。
しかし一人で飲めば、再び神になれると言うものであった。
后羿は二人で飲もうとしていたが、嫦娥は夫の隙を見て一人で飲み、月へと逃げてしまう。
この時、夫を裏切った罪からか、嫦娥はヒキガエルへと姿を変え、月に永住することになってしまう。

その後、后羿は人間として地上で過ごす。やがて逢蒙という弟子を持った。
しかし逢蒙は野心家であり、后羿から全てを習うと「この世で最も優れた弓手」の名の欲しさに后羿を射殺する。
 

なんともまぁ救われない話である。
ちなみに最後の事柄から、中国の諺にこんなものがある。
羿を殺すものは逢蒙:身内に裏切られる事。
なんともまぁ救われない話である(二回目
 
ヒキガエルの話
途中ヒキガエルになっちまった嫦娥さん。
月が欠けるのはヒキガエルになった嫦娥さんが月を食ってるからとか。
このヒキガエルは蟾蜍(せんじょ)と呼ばれている。
蟾蜍は兎と同じく、月の象徴である。
 
お月見の由来の話
后羿物語の別パターンの話。
月へ言ってしまった嫦娥を呼び戻すために、后羿は満月の夜、お団子を捧げて嫦娥の名を三度呼んだ。
また嫦娥もヒキガエルへと姿を変え、夫を裏切った事を酷く悔い、夫を強く想った。
その時嫦娥の姿は元のものとなり、再び地上へ降り、后羿と再開することになる。
二人は人として再び夫婦に、しかし幸せに暮らしたと言う。
そんなバージョンもある。これは月見の由来とされているらしい。

中秋の話
え、嫦娥って嫌なやつじゃん、と思われる現状。
しかし以下のような話もあるのです。

やはり太陽が10あった時代。一度に現れた、地上やばい、后羿参上、太陽1つに。
ここまでは一緒です。しかしこの物語では后羿は人間です。
后羿は地上を救ったことで英雄となり、嫦娥という美しい嫁を取りました。
嫦娥は心優しい娘で、夫の狩ってきた獲物を分け与えており、人望もありました。
二人は良き夫婦で幸せに暮らしていました。

ある日、狩りの途中に后羿は一人の道士に会います。
道士は后羿という人間を酷く気に入り、不老不死の薬を与えます。
その薬を飲めばたちまち仙人となり、天へと上がる事が出来るとのこと。
しかし后羿は妻を残し一人天へ行くことなど思わず、一先ず不老不死の薬は嫦娥に渡し、嫦娥もまた薬をつづらにしまうことにしました。

時に、英雄后羿の元には数多くの弟子がいました。
その中に不老不死の薬を奪おうとするものがいます。逢蒙です。
8月の15日のこと。
逢蒙は后羿の留守中、嫦娥の元へ押し入り、不老不死の薬を出すよう迫ります。
嫦娥は悪しき心を持つ逢蒙に渡してはならぬと、つい薬を飲んでしまいます。
すると嫦娥の体は天へ向かい飛んでいきます。しかし夫を強く思ったからか、地上に最も近い月へと彼女は降り立ちます。

家に戻り、全てを知った后羿はこのことを酷く悲しみました。
その年から、月が最も近づく8月15日には嫦娥の好きであった果実などを備え始めます。
それが毎年続き、世の中に伝わり、8月15日には嫦娥を偲んで月に果実などを備えたそうです。
(=中秋節)

一方月に降り立った嫦娥は、不老不死となり月の宮殿に住んでいると言います。
しかし夫への想いも強く、馳走も美しい舞いも、彼女に笑顔を与えなかったそうです。
そして8月15日には宮殿を出て地上を眺め続けるのです。
彼女の美しさが更に月を丸くしたと言います。

こちらは何とも悲しいながらもロマンチックな話ですね。

嫦娥計画
ついでに調べました。
中国の国家プロジェクト。
将来的には有人による長期滞在を目的とする月探索計画。
2003年3月1日に開始。
2007年10月24日、嫦娥一号の打ち上げに成功。
2012年、月面軟着陸機の打ち上げ、探査車による探査予定。
2017年、月面軟着陸機の打ち上げ、月面サンプルの採取、地球への持ち帰り予定。

調べた事はこんな感じです。
知らなかった人は「そーなのかー」程度、知ってた人は流し見程度にお願いします。

ところで永琳は、弓使いますね。いえ、言ってみただけです。
今後の儚月抄の展開に期待。では、また。

| | コメント (0)

2008年2月13日 (水)

ちょいとした追記

下の記事でパーティ会場に描かれた人妖を書きましたが、
ついでに描かれなかった人妖まとめてみた。

紅美鈴
会場には姿を現さないものの、門のシーンではきっちりと。
マフラーして立ってますね。
中でワイワイしてても一人でポツンと、いや、やめておこう…。

フランドール・スカーレット
紅魔館視点の物語が多いものの、一度も姿を現さない。
多分地下。

八雲紫
今回の物語の黒幕的存在なので姿を現すわけには行くまい。
萃夢想などでも、普段は宴会やらに参加しない様子。
二次創作ばっか見てると「いつでも居る」イメージが強くて困る。
とは言え式神は来てるから、パーティの事は知ってるのだろう。

秋穣子
おねーちゃんは来てるのにね。
なんでだろうね。
不思議だね。
これが人気ってやつかい?

大妖精
当たり前だボケとか言われそうですが、三月精には登場してるんです。

小悪魔
当たり前だボケとか言われそうですが、三(略

朱鷺子
当たり前だボケ。
名前すら二次の存在でした。

リリーブラック
こいつも二次の存在ですが、いないとも言い切れません。
105Pの集合絵、ミスティアと会話する未確認妖精、これがブラックかもしれません。
理由はリリーホワイトと類似する服装、帽子のデザイン。以上。
もしこれがブラックなら、黒髪ロングという新属性(?)が追加されます。
ていうかリリーブラックも二次キャラか!

森近霖之助
ですよねー。


こんな感じです。
他に見落としてたキャラあったらごめん。


更に追記。
下の記事を制作のしおりさんに太文字紹介してもらいました。
わっほう(←斬新な喜びの表現法

| | コメント (0)

2008年2月12日 (火)

儚月抄第九話感想

やべぇスマブラやべぇ。
亜空の使者も面白ぇ。後半カービィ組の優遇が異常。かっこよすぎる。
正直ソニックは出番無いかと思ったよ!
そんな感じな日常送ってますが、ちゃんとREXも買ってきました。
いろんな考察サイトがある中、果たしてここの需要はあるのか。
いつも通り割と全部書いちゃうのでネタバレあれな人は右上の×をクリック!

の前に、東方儚月抄の単行本、発売日決定です。
4月9日、CDに三曲収録の千円です。上巻です。
上中下の三巻ならまだしも、上下だったら…残り話数も計算できそうです。
…終わるのかこれ。

んじゃ始めます。
 
 
 
 

 
第九話「住吉・イン・ブルー」

表紙は雪でロケットを作るレミィとパチェと咲夜さん。
似合いすぎ吹いた。咲夜さん保母さんみた(ナイフ

始まりは紅魔館から。
レミィがロケットの名前を考えてます。

「…リゲル、ベラトリクス、タビト」(*1)
「なんの話でしょうか?」
「あのロケットたちに愛称が必要でしょ?」
「必要……でしょうか?」

レミィ曰く永く生きていると必要なものばかりになってくる、とのこと。
咲夜さんは逆に必要なものが減っていくと思っていた、と返す。
くるりとレミィは咲夜さんに向き直り一言。

「日常のどうでもいいことが重要になってくるの」

 
舞台は神社に変わり、相変わらず霊夢と魔理沙。
雪が降るのを眺めつつ、火に当たる。
もう秋が終わる、そんなことを呟いている事から11月ぐらいか。

「で、そろそろ時間だぜ?パーティーの」

魔理沙が珍しくも(?)普通の魔法を使い、服装が変わる。
モノクロページだから色はわからないけど、赤だったらクリスマスっぽいデザインの上着。

「普通に紅魔館にお呼ばれされるのは珍しいわね」

霊夢が呟く。三月精を読むと紅魔館でのパーティーに忍び入るのが基本になってる様子。
魔理沙がホイと霊夢にも魔法(?)をかけ、丸帽子とマフラーを装備。でも脇は出す。寒そう。
何故パーティーに呼ばれるかについて会話する二人。
「ロケット完成がよっぽど嬉しかったんだろう」と魔理沙。
「無駄に長く生きてるもんだから、新しい楽しみがなくなってるんじゃない?」と霊夢。
最もこの答えは冒頭のレミリアの台詞。
長く生きる感覚は流石にわからんよなぁ。

「走尸行肉」(*2)

紅魔館に向う二人の前に、さらに二つの影。
やはりいつもと違う服装の幽々子と妖夢。幽々子様の服が最初剣道着の胴に見えた。
個人的にこのミニスカ+ロングブーツ+ハイソックスのみょんは無敵だと思うな。な!

「毎日はしゃいでいるのも結構だけど、どうでもいいことばかりしてるのなら、走る屍と動く肉となんの違いもないの」

と幽々子。
「動く屍のお前が言うな」と、皮肉には皮肉で返す魔理沙。
霊夢が二人そろって神社にくることは珍しい、と言うと、

「そろそろロケット完成記念パーティーの時間なので」
「迎えにきたって言うの?珍しいじゃない」
「今から神社で宴会をしようかなぁと」(*3)
「・・・」

幽々子様マジ何考えてるかわからない。
しかし魔理沙は冷静に対処。懐中時計を取り出し、そんな時間は無いと返す。

舞台は紅魔館に。
妖精から宇宙人まで、恐らく紅魔館以降全キャラが集まった様子。
犬走(100P、チルノの右)やリリーホワイト(105P、文の向かい)もいるので相当な数。
三月精もいます。

「まさかあの吸血鬼が月に行く時代が来るなんて、思ってもいなかったわ」

困った動く肉ねぇと幽々子。胡散臭そうな表情の妖夢が素敵。
霊夢はふと、ロケット完成は妖夢が「航海の神様」というヒントを持ってきたからということを思い出す。
妖夢がそんなこと思いつくとは思っておらず、幽々子が吹き込んだのではないかと問う。

「いいえ?とんでもない。私が、なんでそんなことしなきゃいけないのかしら」

幽々様マジ引き。これには霊夢も無言。
すると奥の扉が開き、咲夜さん登場。
貴方たちのことだから神社で宴会をするのかと思っていたと告げると、やはり幽々子が

「料理が出るパーティーと貧乏神社の、どっちがいいって言ったら。ねぇ?」
「まあ特に突っ込まないぜ」
「・・・」

霊夢フルボッコ。
しかし幽々子が神社にいたときには別のこと言ってましたね。真意がわからなすぎる。
やがてパーティーが始まり、会場の2ページぶち抜き絵(*4)に。
いつもと違う服装のレミィがロケットの解説をするもほとんどの者は聞いていない。本人は満足そう。
霊夢は立って呑むのは落ち着かない様子。茣蓙でも持ってくればよかったとのこと。
パーティー会場で茣蓙しいて座ってたら異様だなと魔理沙。
そこに幽々子、全く気にせずその場に正座。

「周りの目なんて気にする必要はないわ」

さすがに驚く妖夢。どうでもいいけど妖夢が持ってる食い物がお子様ランチにしか見えない。旗立ってるし!
幽々子に続き、「それもそうね」と横に正座する霊夢。
魔理沙が霊夢に酒(日本海?)を持ってきてやると、そこにもう一人登場。

「そこの重力が強くなったのかしら?」

と正座している二人に言ったのは永琳。
しかし今回は珍しい服装の東方キャラが見れて大変満足です。

「地上では、月の六倍体が重いのです」

永琳の無駄知識疲労。霊夢スルー。
霊夢も月へ行くので、何かお土産はいるかと訊ねると、

「じゃあイルメナイト(*5)を一握りでも…。でも、私の故郷は地上だけどね」

そんな会話をしていると、レミィ(ずっと解説してたのだろう)の言葉が耳に入る。
ロケットの愛称を募集したいとのこと。
永琳はその名前つけに不満の様子。

「あのロケットには住吉三神のご加護があるというのに」

下手な名前をつけると月に辿り付けないかもしれない(*6)、と永琳。
この時さり気なく幽々子と妖夢は紅魔館から出て行きます。早めの撤収。
二人には気づかず、霊夢は永琳の言葉に疑問を持つ。

「なんであんたが住吉三神のこと知っているの?」
「ん?そ、そうねぇ」

天才の初歩的ミス。やっちゃったぜ永琳。
すぐさまレミリアが説明していた、と適当なことを言う。
「あの吸血鬼が」と胡散臭くも追求はしない霊夢。

「月にたどり着けないのは困るな」

搭乗予定は無いはずの魔理沙さんの台詞。いいか、絶対侵入するなよ、絶対だぞ!

「もし月に辿り付きたいのなら、私の言う愛称を提案してもらえるかしら?」
「いい愛称があるのなら、自分で提案してよ」

脅しにも聞こえる永琳の言葉に視線すらよこさない霊夢。
聞く耳持たないのなら、と魔理沙が代わりに伝える事に。
永琳が魔理沙に教え、魔理沙が咲夜に言い、咲夜がレミリアに伝える。
レミリアとパチュリーは二人頷き、

「3段ロケットの愛称は上から『ミンタカ』『アルニタク』『アルニラム』(*7)になりましたー!」

ロケットの名前も無事決まり、紅魔館での夜は更けていく。

そんなころ、抜け出した二人は外を歩いていた。
パーティーを途中で抜け出した理由を尋ねる妖夢に幽々子が返す。

「あそこにスパイがいたじゃないの」
「あの月の民のことですか?」

妖夢は続ける。

「確かに吸血鬼の月侵略計画を妨害するかもしれないですが、私たちとはなんの関係もないのでは?
 それどころか、元々吸血鬼の計画を阻止するのが私たちの目的で」
「あの狡猾な月の民が吸血鬼の月侵略を阻止する?」

妖夢の言葉にくつくつと笑う幽々子。

「私はあの月の民をスパイと言ったのよ。妖夢が余計なことを言わないように出てきたの」

妖夢は全く何もかも判らず、幽々子に説明を求める。
しかし「敵を騙すにはまず味方から」と、説明の気はなし。
すると「さあ♪」と幽々様、懐と言うか胸元から一升瓶を取り出す。幽々様の人肌酒ktkr!

「家に帰ってパーティの続きでもしましょうか?」
「・・・」

さすがに呆れ顔の妖夢で、今回の話は終わる。

第九話完

 
 
*1リゲル、ベラトリクス、タビト
リゲル:オリオン座のβ星、意味は巨人の左足。和名源氏星。
ベラトリクス:オリオン座のγ星、意味は女武者。
タビト:オリオン座の西側に位置するπ3星。
いずれもオリオン座に関連している。
何故オリオン座のα星のベテルギウスではなくタビトを出したのかは不明。
レミィが「…リゲル、ベラトリクス~」と続いているので、リゲルの前に呟いたのかもしれない。
ついでにベテルギウスの和名は平家星。

*2走尸行肉
尸は「屍」、つまり「走る屍」と「歩く肉体」
四文字熟語の意味は「生きていながら役に立たない者のたとえ」
幽々子様の言葉の通りの意味でした。

*3「今から神社で宴会をしようかなぁと」
幽々子様のただのジョークかもしれない。意味は無いのかもしれない。
ただ俺的にこの言葉はやけに引っかかった。
このように言い、咲夜さんには「紅魔館のほうが」的なことを言う。
うーん。

*4会場の2ページぶち抜き絵
誰がいるか書いてみた。
104Pでのキャラ。セットになってる人は+で表記。
諏訪子+にとり、加奈子、咲夜、阿求(+メイド)、永琳+萃香
雛、ルナサ+リリカ+メルラン、アリス(+上海)+メディ(+スーさん)、
霊夢+魔理沙+幽々子+妖夢、レミリア+パチュリー
105Pのキャラ
てゐ、鈴仙、幽香、文+リリー、チルノ+レティ、映姫+小町
藍+橙、ルナ+スター+サニー、ミスティア(+?)、リグル+ルーミア
静葉+早苗、妹紅、輝夜(隣に誰かいる?)
他に100Pには犬走や慧音も。
ミスチーと会話してる妖精、輝夜の左隣にいるのは誰だか不明です。

*5イルメナイト
チタン鉄鉱。
水素を加え、超高温で加熱すると酸素が作り出せる。
月面には沢山あると昔なんかのニュースでやってた。うろ覚えだけど。

*6下手な名前をつけると月に辿り付けないかもしれない
永琳は先月号に何かの細工をして、
「これでこのロケットは余程のことがあっても月に辿り着けます」
と言っている。
それとも名称によっては加護そのものが貰えないから論外と言うわけか?
名称変更が「余程の事」以上ってのも、いまいちよくわからん。

*7ミンタカ、アルニタク、アルニラム
ミンタカ:オリオン座のδ星、意味は巨人の帯。
アルニタク:オリオン座のζ星、意味は帯。
アルニラム:オリオン座のε 星、意味は真珠の帯。
三つの別称としてオリオンの帯、三ツ星などと呼ばれている。
この三つの星は多くの和名を持っており、三つ神様=住吉三神とかけているのだと思う。
余談だが「竹」のつく和名も多い。輝夜も絡んでるかも?

こんなもんです。今回は結構調べた!予備知識ばっか!
REX全体としては変態度で頭抜けてるパラドキシア。単行本も買ったよ!
新連載、フリフロさんの世界樹は今後も期待。
カースメイカー娘の出番はまだか!?ぐるぐる世界樹以来偉い好きになったわ。
どうでもいいけどサムライ男のクロウドって漢字で蔵人かな。苦労人じゃないよな。
読む作品も増えてきていい感じ。

あと懸賞外れた。
神主絵馬欲しかったぜ…。

| | コメント (1)

2008年1月10日 (木)

儚月抄第八話感想

REX買ってきました。
さっそくさ感想と言うかあらすじと言うか、まぁそんな感じのやります。
ネタバレがアレな人は右上の×をクリックだ!
まともな感想が読みたい人は制作のしおりさんとこ行けば素敵な感想サイトへリンクがあるぞ!
 
ちょいと書き方がややこしくなってるかも、いつもとはちょい違う感じで書きます。
迷走中ってやつです。
 
 
 

 
 
 
第八話「賢者の封書」


*区別のため、現在月にいる二代目レイセンをレイセン、幻想郷に滞在しているレイセンを鈴仙と表記してます。
  鈴仙の本名はレイセンですが尋常じゃないぐらい解説が面倒になるので。
  ここまで書いてレイセンの字がゲシュ崩壊起こした!
 
 
桃の生る木が沢山ある庭(?)に月兎たちがたむろってます。
鈴仙と同じ格好に、丸メット(耳穴つき)に後ろリボンと言う斬新なファッション。
月兎たちは各自昼寝したりお喋りしたり読書したり桃食ったり、平和平和にだらけてます。
月兎たちのお喋りには「前に地上に行ったときはさ――」(*1)等という気になる発言も。
が、その手に持つは銃剣(*2)
平和的な光景の中持っているのは武器、するとそこに誰かが近づいてくる。
月兎たちは顔の色を変えて配置につき、銃剣で稽古へ。

現れたのは依姫とレイセン。レイセンもまた丸メットと銃剣持ち。
依姫の「ちゃんと稽古してたかしら?」の言葉に一同笑顔で頷く。お前等wwww
緊急事態という事もあり、依姫としては真面目に稽古を取り組んで欲しい様子。
そしてそんな中レイセンも一緒に稽古することに。
あまり乗り気ではない月兎たちに依姫が一言、

「大丈夫、今日からレイセンの役はこの娘が務めることになったのよ」(*3)

その言葉に兎たちはキョトンと固まる。
「貴方たちも、いつまでも過ぎ去った日のことばかり考えていては駄目よ」
そんな言葉に背中を押されたのか、兎たちはレイセンをすっかり受け入れることに。
余談だけどレイセンの耳はてゐのように垂れているが、月兎たちは立っている。
レイセンも月兎たちに溶け込んで、すっかりワイのワイの盛り上がる。
依姫はそれを静かに宥め、稽古続行を命令。
「おー!」と力強く拳を突き出し、月兎たちの志気は高まった。
また余談だけど「おー!」の上のコマの省略兎(仮)たちの中に、すでにレイセンが。わかりやすいwwww

舞台は変わって月の海。
豊姫は一人海を眺めている。月の都と正反対の場所に存在する地上に最も近い海。
月の都の存在する「月の裏側」と言うのは「月の都の結界の内側」と言う意味らしい。地球(日本?)で例えると、「地球の裏側は博麗大結界の内側=幻想郷」と言うことか。
よって結界の外となる表の月は荒涼とした生命の無い星となっている。
豊姫の眺めている海は「静かの海」(*4)という名前。東方でやっと海が出てきました。読んでないからわからないけど、香霖堂で幻想郷には海が無いとあったらしいが、はて?
静かの海を眺めていると、依姫参上。
「また静かの海に来ていたのですね」の言葉からして豊姫はよく静かの海に来る様子。
豊姫曰く「なんとなく海は懐かしい」、依姫曰く「それは綿月の家系ですからね」とのこと。海に関係している家系?
「でも今はそんな感傷に浸っている場合ではないのです」、と依姫。

以前綿月姉妹が永琳に貰った手紙の内容は、やはり月の都を侵略しようとしている輩の話。
月の都では永琳を疑うものもいると予想し、それでも綿月姉妹なら信用してくれると思い手紙を出したという。
曰く「私は月の都を守るための知恵を貸したいだけだ。大丈夫、私の言うとおりに動けば見えざる敵が誰であろうと足を封じる事ができる」
知恵を貸したいだけだ、ということは永琳自身が動く気は無い様子。あくまで綿月姉妹に動いてもらうようだ。
綿月姉妹は永琳の言葉の真意を把握することが出来ず若干混乱気味。
しかし綿月姉妹が永琳を信用しているのは本当のようで、「今信じられるのは八意様の手紙だけなのです」と依姫の発言。
あくまでも月の都侵略作戦を深刻に受け止め、兎の稽古も厳しくしている依姫。
それに対し特に何もしない豊姫に不満の視線を投げる依姫。
しかし豊姫は永琳の手紙から二人が協力するのではなく、バラバラに動く事を強要していると読み取る。
一つ小石を広いあげ、ひょいと海に投げる。すると海にスキマが出来、石はその中に消える。
豊姫の能力は海と山をつなぐ程度。月の海と地上の山をつなげることも可能らしい。
投げた石が地上に落ちていったように、鳥なんかが湧いてくるかもしれない。よって豊姫は依姫が動くか、この辺に地上から何者かが現れるまで
「やることないのよね」(*5)
とのこと。
依姫はやはり不満の様子だが、やれやれと折れる。
「じゃあ鴉か何かが月に迷い込んだりしたら、お姉様も兎と一緒に稽古するなり本気出してくださいね」
「最近桃食べすぎですから」
「…」
「ん?」
「…」
し、しかし東方界におけるカリスマ計算では食欲=カリスマ度の法則が!
よって大食いキャラの成り立った幽々子様のあのカリスマ!そして小食のレミィのあのカリs(ry

舞台は代わり幻想郷、博麗神社。
咲夜を引き連れパチュリーが霊夢の元へ。賽銭箱には相変わらず魔理沙が座っている。
ロケットの説明をするパチェに対し、霊夢はウンザリ顔。
「もー、覚えきれないわよ。そんなのやるときに逐一教えてくれればいいじゃん」
「……私は、乗らないから」
航海成功のためにパチュリーは地上から魔法を使う様子。
地上に残るナイゲータ役を務めるらしい。その言葉に魔理沙はカラカラと
「貧乏くじを引いた奴がやる役目っぽいな」
「くじ運悪そうだもんねぇ、あんた」
白黒と紅白に馬鹿にされパチェ視線を落とす。
「……今年は末吉だった。神社(ここ)のお御籤。だからそろそろ運が向いてくる予定」
やべぇパチェ可愛いwww
しかし霊夢曰く「うちのお御籤に末吉なんてあったっけ?大吉とハズレぐらいしか見たことないけど」
何この巫女。どんだけギャンブル籤だよ。
そこに魔理沙乱入。
「暇だったから私がまぜておいたぜ。末吉とか大ハズレとか」
博麗神社お御籤内約:大吉、末吉、ハズレ、大ハズレ。なwんwだwこwれwwwwwwwwww
あまりのことに絶句するパチェ。やれやれと説明に戻る。
「手順は本に纏めておいたけど、何か齟齬をきたすといけないから説明を聞きなさい」
「霊夢に魔術書なんて読めないと思うぜ」
「読まない」
さすがにパチェが可哀想になってきた!
「…ルビを振っておこうかな。咲夜が読めるように」
乗客は霊夢、咲夜、レミリアの三人かな?(魔理沙は侵入すると思うけど
しかし魔術書は咲夜さんでも読めないのか。冷静に考えれば勤勉ってイメージは無いけど。

パチュリーと咲夜が神社にいるころ、紅魔館には二人のお客様が。
鈴仙と永琳はロケットの視察に来ていた。
パチュリーの作ったロケットを面白げに眺め、終いには腹を抱え涙目でぷぎゃー!
「あはは!こんなロケットで月に辿り着くはずがないわ」
しかし永琳、
「……ほぼ完璧ね」
鈴仙ぷぎゃーwwwwwwwwwwww
さすがに唖然とする鈴仙。永琳もまた予想以上だったのか、険しい表情。
「住吉三神のご加護があるのなら、間違いなく月に辿り付けるでしょう。余程のことがない限り」
「今のうちに工作(こわ)しておきます?」
「そうね、工作(なお)しておきましょう」
そう言うと永琳は布のようなものを取りだし、ロケットの先端に貼り付ける。
これで余程のことがあっても月に辿り付けるという。
「あの布(*6)が月まで導いてくれるでしょう」
「?」
「さあ図書館の主が帰ってくるか、夜になる前に退散しましょう(*7)
そういい、二人は紅魔館を後にする。
 
 
第八話完

 

とくに気になった部分に下線入れときました。こっからはそれについて。 

*1「前に地上に行ったときはさ――」
冒頭での月兎たちの会話。
慣れた風に話す様子から知ったかぶりでは無いように見えた。
月の兎は割りと頻繁に地上に降りている?また降りているとしたらそれは幻想郷なのか外の世界なのか。
降りてくる方法は輝夜や永琳や鈴仙しかり、レイセンでさえ羽衣で降りてこれたからそれほど難しくは無い様子。

*2銃剣
別に何でもなくね?と思うかもしれないけど、幻想郷にはこういった生々しい戦争兵器はあるのか?
月はスペルカードルールが無いからこういった武器でリアルな戦争をしている様子。
銃弾とスペル、どっちが速いんだろう。霊夢たちは銃撃戦さえも弾幕同様回避できるのか。
銃なんて超妖怪弾頭ぐらいしか知らないんじゃないかなぁと予想。
さすがに本編ではそういう戦闘描写はないかな、らしくないと言えばそれまでになるし。

*3「大丈夫、今日からレイセンの役はこの娘が務めることになったのよ」
言葉の意味がいまいちわからない。続く言葉はかつて月にいたレイセン(鈴仙)の事を示している?
かつて鈴仙がついていたポジションとかがわからないから何とも言えないぜ!リーダーとか、そういう設定あったっけ?
いずれこのレイセンが月兎隊を率いる事になるのか果たして。

*4静かの海
月に存在する海。海に映る地球の影に豊姫は境界を引ける様子。
かつて紫さんが湖に映った月に境界を引いて月に行ったとかあったから、それの逆になるわけか。
ということは無差別な境界を引ける分紫さんのほうが能力は上?
第六話で紫さんの式である烏が死んだのは静かの海での窒息死じゃないかと予想。
全く裏づけの無い勘だから何ともいえないが、烏が一瞬月の都を見たということは結界を越えたと言う事になる。視界がブレたのは水中ゆえ。結界を越えたら、海でしたみたいな。
静かの海を語るシーンで豊姫は人間のことを「穢れた」と表現する辺り、人間はあまり好まれていない様子。まぁ結界の外とは言え故郷汚すやつにいい奴はいない。
永夜抄でも永琳だか輝夜だかが地上の人間をよく思っていない発言があったはず。月の住人の思想なのかも。

*5「やることないのよね」
しまった、上記してしまった。上記の烏死亡のもう一つの説は、静かの海から姿を現した烏を豊姫が何かしらの能力か罠で殺したんじゃないかと。
外の住人が月の都に入るとしたら、この静かの海が境界になっていて、常にそこをガードしていると。
やる気無いように見せてる子こそ強いもんです。
全くの余談ですが、境界を操るやつらって帽子とか髪型とか似てませんかね。紫さん、豊姫様、メリーと。

*6
果たして何の布なのか。編集コメントに必勝祈願の御札とありますが、札かこれ。
予想としては永琳の予想している「余程のこと」を「綿月姉妹の攻撃」と仮定して、綿月姉妹の攻撃を防ぐ代物、バレない代物、もしくはメッセージか何かとか。
もしくは以前月兎の持っていた月の羽衣のようなマジックアイテムとか。

*7退散しましょう。
おいおい待ってくれよ!パチェと咲夜さんが留守+ダブル吸血鬼睡眠中とは言え紅魔館には頼りになる史上最強の門番(当社調べ:全国門番データより)、ホンミリンさんはどうしたんだい!?
って思った人は儚月抄公式サイト、秋☆枝さんの作家コメントをどうぞ。

 
 

こんなもんです。
今月のREX全体としてはやっぱり鉄板の「パラドキシア」が腹抱えて笑った。双子最強だろwwww
あと迂闊にも巻頭カラーの展開に吹いた。カラーページ終わってから本番とは。
他はいつも通りか。くそつまんないのもあるし、面白いのもちまちま。
とりあえず儚月抄以外には巻末での来月号からの新連載に吹いた。
なんとあのFLIPFLOPsさんが世界樹の迷宮Ⅱの漫画を連載開始。すげぇwwwww

あと東方三月精一巻が発売決定しました。一月二十三日です。
一巻です。誰が何と言おうと一巻です!
以前のは廃刊ってやつですか、再販もしないようです。
香霖堂も早く出して欲しいところ。出るのかな?是非読みたいんだが。

こんな感じです。また来月(感想がね!

| | コメント (0)

2007年12月10日 (月)

儚月抄七話感想

ペルソナ3って本編よりコミュのストーリーの方が面白いですよね。
神木さんとかマジ泣ける。フェスにはアイギスのもあるんだっけか。買おう。
 
大学帰りにREX買って来ました。
正確には大学で買ってきました。大学内生協に注文したら置いてくれた。
大学内でも平気な顔でREX買う俺はダメですか?フヒヒwwwww
 
ネタバレもへったくれも内容殆ど書いてますのであしからず。
アレな人はウインド閉じるといいよ!
 
今回なんか絵馬のプレゼントありますね。一名様の。
秋★枝さんのやつ送ろうかな!
……とか思ってたらZUNさんのがあるじゃんか!こっち送るし!
競争率高そうだwwwww

自慢じゃないが昔ガンガンと言う雑誌のサイン色紙一名様プレゼントに当たった事がある。
当たったのはGOGOぷりん帝国というもの。帝王が愛らしすぎるwwwww
そんじゃ始めます。
 
 

 
 
第七話「月のお姫様」
 
 
ランラビットラン。ウサギ走るウサギ。
いえ、バンプのツアーは関係ないです(通じるのかこのネタ
とにかく以前幻想郷に来ていた兎がえーりんの手紙を受け取り、再び月に戻ってきました。
格好はやっぱりというか何と言うか、上スーツの下ミニスカ。宇宙兎の制服?どういう構造で尻尾がついてるんだろう。
月の都は案外普通、恐らく幻想郷の風景のそれと大差ない町並み。
そんな町を走りぬけ、無事月の都へ到着。しかし二人の門番を前に、足を止める。

舞台は一変、都の中へ。中国の宮殿みたいな内装。
肘掛に体重を任せ、窓の外を見るは海と山を繋ぐ月の姫「綿月 豊姫」。
キョロキョロと周りを見回し、視線の先に生る桃へ手を伸ばす。
が、手は届かない。そこで2本の扇子を取り出して、それで挟むようにする。
が、桃落下。
「しょうがない、桃は私に運動をしろと言っているのね」
やたら面倒そうに立ち上がり、その窓からひょいと桃の木へ飛ぶ。
運動神経良すぎだろ。

再度舞台は門前へ。
二人の門番が兎を問い詰めます。
「だから兎風情が綿月様になんの用事があるって言うんだ」
オイ!門番男だぞ!珍しい!天然記念物天然記念物!(酷い
そんな門番が兎にビームサーベル突きつけます。スターウォーズのそれと同じデザイン。
月では兎はあまり生活階級が高くないのかな?
「お前は誰に仕えている兎なんだ?」の発言から、どうにも月人に仕える立場がほとんどの様子。
月兎はえーりんの手紙を出す事も身元を明かす事もできず、ただ無言。
どうすれば、そう迷っていると、目の前に落ちる桃。
見上げれば、

落ちてくる姫。

これはもうシータとか関係無しに(*ラピュタ

両手一杯に桃を抱えたお姫様、門を飛び越え、無事兎の上に着地。
うろたえる二人の門番に対しあくまで自分のペースを貫く豊姫。

「桃を拾いながら運動をしていたら、何やら表門が騒がしかったので見に来たの」

何を揉めていたか訊ねると、門番は素直に答える。
「豊姫様の足元で寝ている兎がどうしても豊姫様と依姫様に会いたいと」
「はい、桃」
聞けよ。
「あや、そんなんで揉めてたの?」
聞いてた。新ZUN語「あや」。 \射命丸/では無い。
ついと視線を下げ、今だ自分の足元でぐったりしてる兎を見下ろす。どけよ。
一先ず宮殿内に連れ入る。

「お姉様?また新しいペットですか?もういい加減にしてくださいよ」
桃を分け合ってニコニコする二人(一人+一羽)の前に現れるは豊姫の妹。
神霊の依り憑く月の姫「綿月 依姫」
それに対し豊姫はフワフワした表情で「ペットじゃないわよ」
兎もまた「ペットじゃありません」
依姫は豊姫の持つ桃を見て、熟れたら全部とって宴会を開こうと思ってたのにと溜息。
ホント宴会好きだな。いや、幻想郷じゃないかここ。月もか、月も酒豪か。
へこむ依姫に、兎の持ってきた手紙を差し出す豊姫。
そこに書かれた名を見て顔色を変える。書かれているのは八意永琳の名。
 
地上の永琳の様子を聞き、元気にしている事に満足する二人。
「地上へ逃亡した八意様を許されるのですか?」の問いに対し、
「許すも何もあのお方は私たちの恩師です」と返す豊姫。
間違った事をする人じゃない、と絶対の信頼。
建前上月の使者のリーダーである綿月姉妹が討伐する相手だが、その日は永遠に来ないとのこと。
ほっとする兎に、依姫はぴしゃりと一言。

「でも貴方が地上に逃げた罰は与えなければいけません」
「え?あ、なんで?」

本来兎の仕事は餅つきであり、それが嫌で逃げたなら罰があるなら当然のこと。
厳しく言い放ち顔色を変える兎。それに対し口元を押さえ笑いをこらえる綿月姉妹。

「貴方への罰はこの宮殿に住み私たちとともに月の都を守ること」

餅つき現場には戻れないでしょう?と依姫。
そして新しいペットになった兎に早速名前を付ける豊姫。

「今日から貴方のことはレイセンと呼ぶわ。これは昔地上に逃げたペットの名前」
 
鈴仙……綿月姉妹のペットだったとは……。
そう言えば鈴仙は永琳と輝夜を追って幻想郷に来たんだから、討伐リーダーの綿月姉妹のとこにいて当然か。
かつて鈴仙のいた位置に、レイセンが誕生。ルドルフとイッパイアッテナ思い出した。

レイセンへの罰も決定して、綿月姉妹は二人で桃を齧る。桃はシャリシャリ言わないだろ。
綿月姉妹も月の都に不穏な空気が流れている事に気づいているらしい。
よって人手が多いに越した事は無い、と豊姫。
そんなお姉様に「桃食べすぎ」と冷静につっこむ依姫。

「八意様もいないんだし、糖分取りすぎに気をつけないと……」
「新しいペットと一緒に稽古(運動)するから平気よ」

えーりんはこの姉妹の体調管理もしてたのか、凄いな。
しかしこれを聞く限り豊姫が月兎を鍛えていると。鈴仙を鍛えたのが豊姫なら、それなりに強い姫様だわな。
 
二人になって永琳の封書を開く。
どういう仕掛けのスペルか、封を切ると「1」のカウントが。
「まだ誰も読んでないわね」と豊姫。
「それにしても八意様からの手紙なんてもう千年以上も見ていないわ」
いくつだよ。
わくわくしながら手紙を覗き込む二人。願わくば月に戻ると言う吉報を信じて。
しかしそれを見て二人の顔色が悪くなる。
永琳から届いた手紙に何が書かれていたのか、無論それは吉報なんかじゃなく……?
 
 
 
第七話完
 
 
 

 
 
今回はオール月の住民です。
幻想郷のげの字も出てきません。出てきたのは八意永琳の名だけ。
個人的に気になったのは綿月姉妹の服装ぐらいか。腰のベルト、デザイン違いますね。

相変わらず他のでは学園天国パラドキシアが神。
変態って次元じゃねーよwwwwwwヒロイン自重しろよwwwww
あとは鬼ごっこがエロくなってきた。どんな話だったっけ、絵は好きだけど話しがわからん。
レズとかはどうでもいい、ヘソがエロい(←匠(←変態的な意味で
 
 
今後儚月抄ではメインじゃないからきついけど、アリス辺りを出して欲しい。多分無理だが。
どうにかして話に食い込んでもらえないものか。
いや、勿論本命は幽香さんな。向日葵の力がロケットを!?ねーなwwwwwwww

一月に香霖堂、二月に三月精、四月辺りに儚月抄の単行本でるかな?
例大祭やフラワリングナイトに向けても金ためねぇと。
月刊雑誌も以外ときついよね、出費。かさむし。

| | コメント (0)

2007年11月12日 (月)

儚月抄六話感想

一週間ぐらい熱が38度を下回りません。病院行ったほうがいいのかな。
もうすでに頭がグラグラするのがデフォ。大学も普通に通ってる。たまに倒れる。
んで今日午後休講だったんでゼミ友と池袋まで出てきました。
若者の町に出てるとすんげぇ場違いな気がする俺は間違いなく引きこもり体質。髪黒い奴いなくね?
なんだかんだで買いもしない服をワイワイと3時間ぐらい見てました。
途中コンビニでREX買いました。

「羽鳥何買ったの?」
「REX(表紙見せる)」

どう考えても時が止まりました。そうか、一般人(?)にこの表紙はきついか(裏はメロンブックス
慌てて俺も自らフォロー入れます。

「いや、俺の好きな同人ゲームの漫画版が載っててな」
「ど、同人?」

死のう\(^o^)/

何人かは「えー以外」とか言ってました。笑ってそう言ってくれる子、俺嫌いじゃないよ。
でも次また誘ってくれるまでは油断できませんね。

ってことでREX買ってきました。前書き長いですね。
ネタバレとかもういろいろアレな人は帰れ。間違えた、右上の×をクリッククリック。

 
 
 
 

 
 
第六話「三神式月ロケット」
 
 
 
巻頭カラー!
でも表紙はアイマス!真ん中の子乳でかすぎだろ。
霊夢が神社前で修行してるシーンから始まります。夕焼け空の色使いが綺麗。
三つの柱(松明)に火をくべて祈ってる様子。
そんな霊夢を横から覗き込んだり、落ち着き無いなホント。
 
一段落ついたところで魔理沙が意外そうに口を開く。

「本気で修行してるんだな、お前らしくもない」

酷い。でもあってる。
霊夢曰く住吉さんは三柱の神様なので通常の三倍修行しなくてはならない。
しかし霊夢に住吉さんを降ろすとすると、「三世帯住宅みたいなもの」と魔理沙は表現。適確すぎ噴いた。
それもまた神様の世界ではよくあることらしい。
いまいち神の力を借りる、という意味を理解しきれない魔理沙はその仕組みを霊夢に尋ねる。
と同時に三柱のうち一本を倒す。慌てて直す魔理沙可愛いよ魔理沙。
霊夢は火の消えてしまった柱に再度火をくべ、淡々と説明。

日本の神様は一般的に考える神様や妖怪とか(とは、の誤字?)わけが違う。
日本の神様にはおもしろい性質がある。
神様は何分割しようと元の神様と同じ力を持つ。
神様の宿る場所さえあれば、無限に神様を増やすことができる。

何故そんなことが可能であるか。

神様といっても神霊のことになるが、神霊は精神を示すため。
精神の字に”神”が含まれるように、考え方は人に伝播しても減らないし無限に増やすことができる。

魔理沙は再度火の灯った柱を見上げ、「この松明のように、か?」
つまり霊夢に神様が宿ると言うのは、その神様の性格を持つというだけの話とのこと。

「なんだ、三世帯住宅じゃなくて三重人格者になるってだけか」

それはそれで凄い。
しかし大勢の神様を宿らせると神様同士で喧嘩が始まり大変らしい。
「人間くさいぜ」
「時は人間以上にね」

人間くささのある神様といえば加奈子様。ということで加奈子様がまたイラストだけで登場。
加奈子達肉体を持っている神様は自分の神霊を分霊させる。
その神様の肉体と神霊の関係は本体と生き霊に似ていて、生き霊はいくつにも分かれるけど本体は増えたりしない。

神様の説明が終わると、魔理沙は本題にかかる。
本当に月に行く気なのか。
それに霊夢は「面白そうじゃない」と返答。
本来修行の理由は神様の力を借りれるようになるため。指導者:紫。
現在修行の理由は住吉さんの力を借りれるようになるため。関係者:紅魔館。
すっかりと変わってしまった修行の目的。
「今ごろ紫は何処で何やってんのかな」と魔理沙は呟く。
その言葉に霊夢は「魔理沙も行きたいの?」と尋ねる。
しかし吸血鬼ロケットの乗客は霊夢以外にまずありえない。
ならばどうするか。
「私は私の方法で月に行くだけだ」
「魔理沙の方法って……」
 

「忍び込むってことね」
 
ビンゴなのか、笑う魔理沙。やがて幻想郷の日も暮れて、吸血鬼の時間に。
 
 

 
 
ってことで舞台は紅魔館。
完成したロケットを見て、レミリアは「なかなか可愛いデザイン」と評価。
中は神棚があったり、きちんと神様スペースも。
わりとロケットを気に入ったのか、レミリアは月に行く前に住んでもいいとロケットに入ろうとする。
それを止めるパチェ。またパチェの口調が敬語。どうしても違和感が…。

「まだ中に入ってはいけませんよ。ありとあらゆるところに、魔術的な仕掛けを施してる最中ですので」
 
気にせずドアノブに触れると、レミリアの手が炎上。手首が炭に。
炭になった手を見て、「なるほどね、これはまた厳重な仕掛けで」と何処か満足気。
一つハンカチを取り出し、炭になった手首にかける。次の瞬間ハンカチが燃え上がり、手首は元通り。
まさにレッドマジック(うまいこといった

しかしレミリア、一つ不満なのか、ロケット先端(屋根?)にべったりと貼られた御札としめ縄を指差す。
パチェは住吉三神の力を借りるので神社の意匠と散りばめてみたとのこと。
もっと洋風の方がよかったのだけど、と若干の不満を残すレミリア。
若干困った顔のパチェ。
「ロケットに限らず魔術は――」
しかしレミリア、何度も聞かされているのか、悪魔的(レミィが悪魔的とはこれ如何に)な表情で、
「形式が重要だってことでしょ?」
と返す。パチェもその答えに満足そうに頷く。

オリジナルを尊重し、そこにさらにオリジナリティを付加して残すのが魔法使いの誇りである。

そういい、パチェはロケットの入り口に蝙蝠のマークをつける。
レミリアも納得した様子。ロケットも神社も尊重することにより、そこに自分たちの意匠が生まれる。
そこに咲夜さん登場。
「前祝いの美酒としてヴィンテージ物などいかがでしょうか?」
「どうせ短時間で作ったヴィンテージ物だろうけど、それでいいわ」
そういいグラスにそそがれたワインを三人で頂く。
酒は20歳になってから!と書いといてなんだけど、
500歳↑と100歳↑と年齢不詳でしたね。
ていうか神社なんて目も当てられない状態ですね。宴会とか。
 
その様子を見ていた烏(式神)は紅魔館を後にする。
やがて神社上空を通過。そこには霊夢が一人三柱を前に修行中?
幻想郷を飛び回り、そして紫の下へ。

道はちかきに在り しかるにこれを遠きに求む。
吸血鬼も外の世界の魔法など頼らずども、幻想郷だけですべて完結すると言うのに。
 

紫の意味深な言葉。つい、と再度烏を飛ばす。
ところで紫の居る場所は広さ的に海?しかし幻想郷には海が無い。
なら湖?そこに映された月の境界を弄ったのか、一瞬後にして烏は月へ。

外のロケットで行くには月の都は遠い。
私(紫)の力では月の都は近すぎる。

月における月の都は、地上での幻想郷と同じ関係にある。
外のロケットでは月の都は見つけられない。
私の力では別の生き物を表の月まで連れて行くことはできない。
だが幻想郷のロケットならばあるいは――

月面には壊れた機材やらが転がっている。
しかし烏の飛ぶ先には立派な和風屋敷が姿を見せる。
それを目前に視界がぶれ、烏は絶命。屋敷は消え、元のネジや鉄骨やらの残骸へ。
そこには屋敷なんてものは何もなく…?

 
第六話完
 
 

 

どんな展開になるかなんて予想もつかないわけで、ええ。
ロケットのトラップで魔理沙ピンチ?でも魔術的であるのならば得意分野か。
秋☆枝さんのパチェはなんだか可愛いな。二次設定の黒いイメージしか無いからなれないぜ。
あと日に日に楕円形になるレミィの頭に危機感を感じざるを得ない。ここのレミィは飲み込み速いな。

そんで咲夜さんの持ってきたヴィンテージ物ワイン。
それに対してレミィは「短時間で作った」と言う。
咲夜さんの時を操る能力でワインの時間を加速させた?そういう能力の使い方もあるのか。
香霖堂にはなんかそんな感じの表記もあったらしいけど、読んでないからわからん。

ラスト、烏の見た月の幻想郷(月の都)はやっぱり結界か何かが張ってあるのか。
また何故烏が死んだか。宇宙だから酸素無くて死んだとかそんなギャグは多分無い。
トラップ?月の者の能力?
輝夜の能力は永遠と須臾を操る程度。一応時間操作系。
烏が一瞬にしてその寿命まで加速させられた?とか考えたんだけど、輝夜の能力って異端だったっけ。
月人がどんな能力を持ってるか知らないけど紫が叩きのめされるんだから相当…。
それとも発達した科学か?その割りに都の風景は幻想郷のソレと大差ないように見えたけど。

最後に月に残された錆びた鉄骨らは何か。なんだろう。
考察もへったくれも無い\(^o^)/
 
 
あ、REXのほかの作品はやっぱり学園天国パラドキアが群を抜いて変態です。
読者の投稿妖怪をオチに持ってくるとかどんだけだよwwwww
妖怪召還で熱上がるぐらい笑った。単行本何処にも売ってない。マジで助けて。

あとさり気なく絵が好きで読んでた企業戦隊サラリーマン終わりましたね。
収集つかねえだろこれ、と思ったら綺麗に終わりやがった。
こんな正義の味方の在り方があったなんて、ええ話や。
ただ矢川君はブラックなキャラで顔出ししたんだからブラックキャラ貫いて欲しかった。弟思いのいい兄やんじゃないか。
最後に親父自重。

ついでにモンスターハンター妖々夢2も買ってきました。
茶戸さんがゲストしてると聞いて即行買いました。
総合的な感想は後日として、これはいいものだ。ゲスト豪華すぎる。

| | コメント (0)

2007年10月 9日 (火)

儚月抄五話感想

先日メール公開ブログという斬新なものをやってみました。
メール相手から苦情が来ました。
友「お前文章にも著作権的なものがあるんだぞ!」
俺「名前伏せてるから別によくね」
友「あ!うん!」
なんだこいつ。
 
そんなこんなでREX買って来ました。
表紙がお菓子をがっつく女の子、裏表紙はメロンブックス。
こんなもん東京赤ずきん(とくに2巻)をレジに持ってくプレッシャーと比べたら何ともないぜ!
今回から考察つきとか言ってた気がしますが、まぁ気のせいでしょう。
読みやすさを追求していくたびに読みにくくなっていく儚月抄感想始まります。

ネタバレあれな人は右上の×をクリック!
 
 
 
 
 
* 
 
 
 
 
第五話「住吉計画」
 
 

永遠亭のターンは来ませんでした。残念。
博麗神社、霊夢が庭を掃除し、魔理沙が賽銭箱に座りながら栗を食べるシーンから始まります。
霊夢はなにやら不満そう、魔理沙がそれを問い掛ける。
どうにも霊夢は修行開始から三ヶ月、何も起きない事に不満を持っているとの事。

「あー?何も起きていないって、神社乗っ取られそうになったりいろいろあったじゃん」
 
そういい魔理沙は剥いた栗を霊夢に放ります。
片手で受け取る霊夢のバックに加奈子様のイラスト!
三ヶ月の間に「東方風神録」の出来事があったようです。あぶねぇ、ギリだよギリ…(ネタバレの意味で
しかし霊夢、「あれは別の話よ」
 
神様の力を借りても神様に敵うわけが無い。
そして霊夢に神様の力を借りる修行をつけたのは紫。
風神録のイザコザは紫のシナリオにも入っていない。
 
しかしちゃっかり霊夢、神社の横に小さな分社を建ててます。分社の上には蛙。
こ、これは…!と思ったら、やっぱり諏訪子様の名が!
何かあったら二人(ダブル神様)の力も借りるかもしれないが、何も起きないからイライラしているとのこと。
 
そこで魔理沙は豊穣の神様でも呼んで見てはと提案。背景に秋妹様。
しかし霊夢、豊穣神を「あんな奴」と一蹴。収穫の秋に豊穣を祈ってどうするのよ、と。確かに。
次に「じゃあチロルの秋だから」と言いかけると、神社に現れるもう一人の影。
霊夢は嬉々とした表情で振り向くが、すぐにガッカリ。ガッカリ顔の霊夢にときめいたのは俺だけでいい。
振り向くとそこには咲夜さん。

「なんだ、あんたか。何か用?」
「何よその態度、参拝客に対して冷たすぎない?」

どうでもいいけど咲夜さんのエプロンドレス、後ろのリボン長すぎじゃね?
こんなもんか。

霊夢は最近神様と遊んでばかりいたから妖怪の一つでも出てきてくれた方が嬉しいとのこと。
巫女自重しろwwwww
人間じゃ不満、そこで咲夜さんは「だったら私の相談に乗ってくれないかしら?」と提案。
勿論相談とは紅魔館ロケット大作戦(仮)のこと。
「いやまぁ、面白そうなんだけどねぇ…」と霊夢は微妙に乗り気ではない様子?
 
 
ところ変わって数日前、紅魔館。
パチェのロケット研究室(仮)にはすっかり形になったロケットが。
うん。違う。ロケット違う。何だこれ。ムーミン辺りにこんな家あるんじゃないかな…。
スキャナの使い方わからないことを呪いながらの説明。
ロケットを横に三分割して、少しずらして乗せましたみたいな。
しかし咲夜さん、その形は評価してる様子。

「だいぶ形はそれっぽくなってきましたね」
「形だけはね。それに冷暖房に水道完備の快適なロケットだわ」

どんなロケットだよ。家だよそれ。
咲夜さんがロケット(?)についた窓から中を覗きます。背景に大量の本があるって事は図書館で作ってたのかロケット!
中にはそれはそれは立派な…家具。
ソファー、机、本棚、キッチン一式、ベッド。うん…立派な、家だね…。
しかし咲夜さん、大絶賛。

「素晴らしいですわ。これなら紅茶を淹れることもできるわね」

宇宙で紅茶とは新しいぜ。
そしてパチェは咲夜さんに問い掛ける。「三段の筒」は見つからないのか、と。
咲夜さんは目の前のロケットを三段の筒と思っていたが、パチェ曰く

「それは容れ物よ。地上の呪縛から解き放つ魔力を込める容れ物」
「魔力…ですか」
「その中に込める魔力こそ……三段の筒なのよ」

紅茶に入れるスライスレモンを三段かさね、咲夜さんに見せる。
三段の筒状の魔力。
それがロケットの推進力よ、と。
 
 
咲夜さんの回想も終わって神社。
探していたのは三段の筒ではなく三段の筒状の魔力であることを説明。
しかしますますソレが何なのか想像もつかず、

「結局あんたが探している物がさっぱり意味不明で」

霊夢にお払い棒を向けられ、咲夜さん笑顔で一歩後退。
そして一言。

「私にだってよくわかりません」

瀟洒瀟洒瀟洒瀟洒!!
わからない事はわからないと笑顔ではっきりと言う!さすが咲夜さんだぜ!
無責任ってレベルじゃねーぞ!
そんな咲夜さんの笑顔を見る霊夢と魔理沙。
間。

「はぁ、退屈ねぇ」

話は振り出しに戻る。
しかし真打は遅れて現れる!そこに響く四人目の声!

「そのときを待っていたわ!」

霊夢もその声に嬉々として振り返り――

がっかりした。ガッカリ顔の霊夢にときめ以下略

「なんだ、妖夢(あんた)か」

酷い扱いに妖夢は出鼻をくじかれる。咲夜と魔理沙も哀れむような苦笑い。
悠々と現れたのにすっかり何を言うか忘れた妖夢、勢いを無くしながらも用件を思い出す。
ところで妖夢の汗が半身の顔に見えない?258P一番右下のコマ(説明にもならない

やっとこさ思い出した妖夢はロケット推進力を探しているのでしょうと問う。
咲夜さんはピクリと反応し、何故それを知っているか問う。
ずっと張り込んでいた(?)妖夢、ある程度の事は知っている。
しかし妖夢相手が悪い。この三人を相手に真面目すぎる妖夢の性格はアウェーすぎる。

妖「私にいい考えがあるのです!」
咲「半分幽霊の貴方にロケットの推進力の考え?肉体から幽体が離れる力が推進力とか?」
妖「Σ」
魔「自縛霊がその地を捨てて動き回る力かもな」
霊「成仏に決まってんじゃない」
妖「決まってない!」

妖夢弄りに笑顔の三人。妖夢マジ四面楚歌。
しかしそんな単純な発想を持つ三人に対し、妖夢は言う。

「宇宙ってことで、月や空に関係するものばかり探していたんじゃないの?」

ふふん、どうだ、その通りだろう。そんな声が聞こえそうな妖夢のしてやったり顔。いい。

霊「元々本気で探してない」
魔「最初から探してない」

妖夢、相手が悪いんだ。
しかし咲夜さんの後頭部からは「その通りです」という言葉も浮かぶ。やっちゃったな咲夜さん…。
妖夢はうまく事が運ばない事を不満に思いつつも説明を続ける。
曰く、
ロケットは宇宙を飛ぶ船である。
つまり推進力を探すのなら航海に関するものを探せ、と。
それに咲夜さんは大いに頷く。

「幻想郷には海が無いから、そのへんは抜け落ちていたわ」

幻想郷に海が無いのは東方香霖堂で書いてあったかな?
咲夜さんは確か幻想郷に海が無いのに海を知っている、とかあったような。曖昧な記憶。
外の人間説浮上。
船を進める力がロケットを進め、海を鎮める力が航海を安全にする。
って幽々子様が言ってました、の言葉は咲夜さんの声に消される。
最後まで人の話を聞かない咲夜さんに不満顔の妖夢に迂闊にもときめいたのは俺だけ略。
さっそく航海に関するものを探そうと咲夜さんは気にせずマイペース。

魔理沙は霊夢に航海の神様をよぶことを提案。
今までよんだことが無いだろう?の問いに対し、霊夢は海が無いから借りたって意味が…

「あ―!」

急に叫ぶ霊夢に驚く二人とビビる一人。咲夜さん…。
にんまり顔の霊夢、ついに「三段の筒見つけたわ」
その話を聞く咲夜さん。
それをひょっこりと盗み聞きした妖夢が、ニヤリ。
どうにも妖夢は前回幽々子様に言われた事を伝えに来た様子。
前回の話を引っ張ると幽々子様の企み(紫の企み)にはロケットは完成させると言いました。
その企み通りに話が進んだからか。どうにも妖夢自身には特に企みは無い様子。

 
咲夜さんは早速帰ってパチェに「三段の筒」が見つかった事を報告。
三段の筒とはすなわち、

上筒男命(うわつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
底筒男命(そこつつのおのみこと)

の事であり、三柱併せて「住吉さん」と呼ばれている航海の神様である。
眉唾な表情のパチェがやばい。今回の話キャラの顔が素敵すぎる。
方法は霊夢が神様の力を借り、ロケットに同乗すること。
そのことに対してパチェは満足。
興奮を隠せぬ嬉々とした表情で話す

「三段の筒でさらに航海の神だなんて、完璧すぎて裏がありそうなくらい」
「サターンもアポロも目じゃない。私たちの宇宙計画は住吉さんを名乗れば必ず成功する!」
「『住吉月面侵略計画』 ついに我々は月の都にたどり着く」

最後のパチェさんのシーン、どうみても悪の黒幕。
最後にプロジェクトスミヨシを高々と宣言する中、ロケット(?)の天辺には一羽の烏。
どうみても紫さんの式です。本当にありがとうございました。
パチェの言葉を聞き、恐らく主の元へ飛んでいく。ここまで全て紫さんの計画の内…?

第五話完
 
 

 
 
前回幽々子様が言っていた神様の力、が恐らく住吉さんの力。
幽々子様は紫さんの計画を理解し、理解の上で興味なしと返答。
そして今回妖夢を神社に向かわせ、霊夢に住吉さんの存在を気づかせる。
結果紅魔館の企むロケット計画は完成?
もう誰が何を企んでるかさえこんがらがって来た。

ところで一番最初、魔理沙が栗剥いてますね?
魔理沙は栗の腹に親指の爪で横に切れ目を割り、剥いてます。
俺は栗の底を縦に齧って真っ二つに割るように剥きます。
あ、知った事じゃないですか?サーセンwwwwwwwww

あと今月の学園天国パラドキアも笑いました。
キーワード:祝デレ期突入。ツンデレフラグ。無敵の双子。
双子最高。ボケキャラの癖に無駄に強いwwwwシリアスシーンかっこよすぎるwwwww
ヒロインはずっと牛丼食ってるだけってのも斬新でした。ひでぇwwwwwww

| | コメント (0)

2007年9月 9日 (日)

儚月抄四話感想

画面を少しスクロールすると三話の感想ですね。
一ヶ月あるはずなのに同じページにあるってのはゆゆしき事態です。
でも大学が始まらない限りネタなんてありませんよ、ありませんともさ!
しいて言うのなら今日カラオケ行ってきました。ドラムの人と。
俺の行動。
テレビ音量を0にする。マイク音量を上げる。携帯から「としょかんのおと」のカラオケバージョンを流す。マイクで拾う。俺歌う。ktkr。
え、普通だよな?
勿論ビートまりおさんVerでいくぜ!シャバダバが鬼門。

そんなこたぁどうでもいいんです。
いつも通り帰りにREX買っていました。犬耳の少年が表紙です。よんでねぇからわかんねぇ。
更に脱線になりますが、俺毎回毎回感想とか言いつつあらすじ書いてるだけですよね。
いろいろ考察とかしようかなって。次の更新辺りから(今頑張らない現代っ子

はい、ネタバレあるんでアレな人は右上の×でもクリックしてくださいまし。
 
 

 
 
 
 
 
第四話「旧友の雨月」
 
 
前回が紅魔館の話だったんでもしかしたら、と思えばやっぱり。
今回は白玉楼がメインです。妖夢&幽々子ktkr
中秋の名月ということで妖夢が白玉を作ってるシーンから始まります。白玉楼だけに。うまい事言ったつもりだけど、編集部さんのほうが早いツッコミでした(ページ左に書いてある
いきなり幽々子様がお腹を「ぐー」と鳴らせて、すっかり腹減りキャラも公式ってやつです。

脱線ですが、幽々子様が腹減りキャラ扱いなのは永夜抄の道中会話からでいいんですかね?何でも食べ物に例えてたってやつ。

まぁ戻って、中秋の名月言えど外は大雨、妖夢は

「今夜も雨になると思いますよ」

と若干残念そう。
大して幽々子様は「そんなことわかっているわよ」と呆れ顔。
曰く、中秋の名月の時期には昔から天気が悪いのが普通であり、十年のうち九年は雨が降って見られないと言われているほどとのこと。
そんな言葉に妖夢は冷や汗と共に、珍しく若干皮肉気に返します。

「つまり、実際はほとんど見れないのも名月たる所以…じゃあ今私はなんのためにお団子を捏ねているのでしょう?」
「お団子に食べるため以外の用途があるのかしら?」
「・・・」

幽々子様マジ強い。
その一言に妖夢も返す言葉も無いってもんです。しぶしぶ団子つくりを再開、

「まあそうですけど。ただ食べるだけなら今日じゃなくてもいいじゃないですか」
「他にもお月見をするためよ。十年のうち九年は行ってきた方法で」

幽々子様マジ強い。
 
夜、案の定大雨ながらも縁側に二人。妖夢は用意したお団子を幽々子の横に運ぶ。
月なんて見えもしないなか、幽々子はお団子を手に取り「雨月」を語る。
曰く、

特に雨が長引きやすい中秋の名月は雨が降って月が隠れても、雲の上の名月を想像してお月見を楽しんだ。

妖夢は眉をひそめ「苦し紛れの楽しみ方ですね」と言うが、幽々子は「いやいや」と返す。
手に取ったお団子をあたかも空に浮かぶ月かのように掲げ、その方が風流なのよと切り出す。

昔から名月そのものを見るより、丸いものを見て名月を想像することが風流とされた。
昔の人は実物より創造の方が何倍も大きく、何倍も美しい事を経験から知っていたとの事。
そしてその究極の形がそこにあるはずの名月を想像する、「雨月」と言うわけである。

そんな幽々子の言葉に妖夢は納得の表情を見せる。
そして、お団子を幽々子から遠ざける。

「でしたら、団子も実物を食べるより想像の方が何倍もおいしいんじゃないでしょうか?」

取り上げたお団子はすっかり少なくなっていた。

「そんなに団子を食べたら、想像できる名月も想像できなくなってしまいますよ」

優しく咎める妖夢に対しムッとしながらも、幽々子は空に目を向ける。
名月を想像しているのかもっと団子が食べたいのかは定かではないものの、そのまま舞台は紅魔館へ。

 
 
パチェとレミィの会話から始まるんですが、ちょっとここで驚いた事が一つ。
パチェの口調。結構サバサバした口調かと思いきや、ですます口調。

「…ロケットの推進力の決め手が見つからないのです」
「もう!大丈夫かしら?結局あれからまた一ヶ月も経ってしまったわ」

レミィは進行しないロケット作成に苛立っている様子。
パチェは雨が降っているからどっちみち飛び立てないというものの、レミィはやはり不満そう。
進捗率は大体70%、外枠は完成しているが満足の行く推進力が得られないとパチェ。
相変わらず情報収集は咲夜に任せているのか、その結果を待っているらしい。

「当てはあるの?」
「神社に行ってもらってます」

どうでもいいけど雨の中傘もささずに飛んで神社に向かう咲夜さんマジ瀟洒。

「なんで神社なんかに」
「地上から月までいける力は私たち夜の種族だけでは見つからないと思うのです。
   この地に住む神々の力を拝借することも想定しないといけない」

そして式神を使う紫に相談するわけにもいかず、「勘の鋭い」巫女に尋ねるのもアリかと判断。
レミィは「ふーん」と大して興味も無さそうにクッキー齧ってました。似合うなぁこういうの。
舞台は再度白玉楼へ。室内に戻った二人はお茶を飲みつつ二月前の紫の話に。
どうでもいいけど、妖夢団子作りすぎ。
あと幽々子様お猪口みたいので飲んでますね。…え、お茶だよねこれ?
まぁとにかく妖夢が話を切り出すと、幽々子は「ああ、忘れてたわ」と返す。大丈夫かこの人。

「何やらよからぬ話を持ちかけてきていたわね」
「よからぬ話でしたっけ?」

舞台は過去、恐らく前回紅魔館に向かった直後に白玉楼に来たのだろう藍が登場。

「――というわけで、あなた方には吸血鬼たちの監視をしていただきたいのです」

これまた早速です。前回協力を願い、今度は別の場所に監視依頼。
妖夢はこれに疑問を持ち、「勝手に行かせればいいじゃないですか」と返す。
藍はこれにきっちり答えます。
紫は一度月に攻め込み敗北している事、そしていつか月の都に復讐しようとしている事。
余談ですが、紫さんほどの妖怪が「復讐」ってのも引っかかりますね。まぁ他に理由なんて無いでしょうが。
次は吸血鬼の力を借り、戦力を磐石なものにしようとしたものの、あの通りレミィ達は自分たちの力で月に行こうとしている。
紫曰く、自分の協力なしでは月へ行く事はできないらしい。

「…万が一つでも、吸血鬼たちだけで月に行かれたら困るのです」
「どうしてですか?」
「無策では吸血鬼たちに勝ち目はないでしょう」

それほど月の民は強力であり、地上からの侵略者があれば月の都は再度警戒してします。
それが紫にとって喜ばしくないわけで、と藍。
しかし幽々子は一言。

「興味ないわ」

何を考えてるかさっぱりわからない顔で、幽々子はついでに言い加えます。

「吸血鬼たちだけじゃ月に行く事なんて、できっこないんでしょ?」
「そ、そうですか…」

藍は圧されながらも、再度口を開く。

「幽々子様は月面戦争を見たことがあるのですぐ理解するはずと紫様は仰ってましたが」
「理解したわ。理解したから、興味がないの」
「?」

回想終了。
しかし幽々子様が月面戦争を見ているとはいかに。
そして藍の口調的に藍は月面戦争を見ていない?つまり藍が式神になる前から幽々子と紫は知り合ってる?
はてさて。

舞台は戻ります。最もこのコマで幽々子様が団子を暴食してるのがよくわかりますね。減りすぎ。

「ふふん。紫は念を入れすぎよ。いくら地上に月の民のスパイがいるからって」

二話の兎のことかな?それとも他にいるのか。何にせよ幽々子はすでに何か気づいてる様子。
こっから先は文章にするのが少し難しいので会話羅列。

「…でもなんか腑に落ちない依頼でしたね。紫様がじきじきに吸血鬼たちを見張ればいいのに」
「あら、妖夢はなんにも理解していないのね。恐らくあの狐も紫の作戦はわかっていなかったみたいだけど」
「なんの話ですか?」
「言葉のとおりよ。紫は私にあることを依頼してきたの」
「…してきましたね」

紫は幽々子に何を依頼したか。
吸血鬼たちの監視。しかし吸血鬼たちだけじゃ月へ行く事はできない。
紫もそのことは重々承知。なら何故監視?監視の真意を理解してるのは依頼主の紫と幽々子だけ。
そして幽々子はそれを理解したうえで「興味ない」
な、なんという…。
本編続けます。

幽々子が縁側に出ると、すっかり雲が途切れ立派な満月が空に。
妖夢は団子を手に、幽々子に続く。
もう一度お月見を仕切りなおしましょうか?の言葉に幽々子は奇妙な返しを見せる。

「せっかくの雨月が名月になってしまったわ。そろそろ私たちも動いた方がいいのかもしれないわね」

妖夢は吸血鬼の監視のことと思い、実は二ヶ月間一人で監視をしていたことを報告。
ちなみに報告し終える頃には妖夢の持ってきた団子無くなってました。幽々子様真面目な顔して団子食う食う。
さらにその報告に幽々子はあきれる素振りを見せる(団子食いながら

「本当にわかっていないのね。そんなだから雨月を楽しむ想像力も持てないのよ」

これからは私の言うとおりに行動しなさい、と幽々子様。妖夢は団子の追加を持ってきてました。捏ねすぎ妖夢。
勝手な行動をとってすみませんと謝る妖夢に対し、幽々子は初めて行動を見せます。
それは妖夢への命令。神社の巫女へこう伝えろ、と耳元で何かを言います。
この一瞬で妖夢が追加してきた団子が残り一個に。どんだけだよ幽々子様。

「それは、どういう意味ですか?」 ←このシーンの団子を食べる幽々子様が可愛すぎる件(俺自重
「その神様の力が月まで行くロケットの推進力となるでしょう」
「ええ?ロケットの推進力ですって?」 ←このシーンのデフォルメ妖夢が可愛す(自重

最近霊夢は修行を始めた。それは紫が霊夢にけしかけた修行である。
霊夢はその月までいける神様の力を借りる修行を始めたのでしょう、と幽々子様。

「そうしたら吸血鬼たちのロケットも完成するはずだわ」
「うーん、完成させちゃうんですか……」

誰もが思った疑問を、妖夢がポツリとこぼします。

「幽々子様は何を企んでいるのです?」

その言葉に対し幽々子は、お盆にのった最後のお団子を摘みます。
空に浮かぶ名月は雲に隠れて……

「雨月の楽しみ方もわからない貴方は、私の言うとおりに動けばいいのよ」

第四話完

 

 
幽々子様、マジ不敵。
凄いどうでもいいことだけど最後に感想かけない理由が今わかった。
上に大雑把なあらすじを書いてるうちに、俺自身感想書いちゃってたね。感想は最後にまとめた方が読みやすいかな?
次からはそうしてみます(今直せることをやらない現代っ子
若干あらすじ書きながら減っていく団子と暴食する幽々子様に気を取られつつも、偉い難しい話になってきました。

吸血鬼たちが月にいってもらっては紫が困る。これは藍の意見なんですよね。
あくまで紫が幽々子様たちに頼んだのは「吸血鬼たちの監視」。これが一番よくわからん。
俺の勝手な想像だと紅魔館組みが酷い噛ませ犬になっちまう展開しか浮かばないぜ!
あと出番の無いフランと中国はこれからどうなんだろう。
レミリアの運命操作能力とフランの破壊能力って厨設定並だから相当なもんじゃないかと思うんだが。
果たしてそれでも月の住民には勝てないか。まぁ一番の厨設定能力の紫が負けるぐらいだしなぁ…。
次回は流れ的に永遠亭でしょうかね。雑誌発売と漫画内時間が一緒っぽいから次回は11月?無いか。

あ、それと今月の学園天国パラドキアは「ペド」です。
本当何がしたいんだよこの漫画wwwwwwwww単行本欲しいけど売ってないwwwwwww
最近生徒会の双子が凄い好き。
「この漫画がどのような層に何をアピールしたいのかさっぱり理解できん!!」
クソ吹いた。前回はREX誌上初の女体化主人公でした。やばいなぁ、これで笑っちゃう俺末期なのかなぁ。
美川べるのさんの漫画と東方だけでも買う価値はあるように思えてきました。

| | コメント (0)

2007年8月 9日 (木)

儚月抄三話感想

生まれて初めて女の子に昼飯誘われました(注:大学生
地元だったのが幸運か、俺のチョイスで失敗はしなかったようで何より。
誘われたのに飯は俺が選ぶってどんな試練だよ。俺の味覚狂ってるっぽいから変に緊張したわ。
一般の会話があんなに疲れるなんて、俺ももうダメかもわからんね(注:大学生
わざわざ飯だけ食いに三駅やってくるなんて俺には想像も出来ない行動力だぜ。

そんな昼でした。帰りにREX買って来たからいつも通りいってみようか。
ネタバレ全開だからアレな人は右上の☓をクリッククリック!

 
 
 
 
 
第三話「紅いロケット」
 
 
表紙で「もしかして?」と思ったけど紅魔館キタァァァァァァァァアアアアアア!!!!
おじょーさまキタァァァァアアアアアァァ(ry
一番好きなキャラは幽香さんだけど一番好きなグループは紅魔組!1キャラじゃ意味がない、あるよなそういう好み!無いか!ハハッ!(テンション高い

今回はずっとお嬢様のターン!巫女も白黒も出番は無いぜ!

んでまぁ、紅魔館。メイド長の咲夜が紅茶を出すシーンから。
咲夜の出した紅茶に疑問を持つレミリア、しばしそのカップを見つめ、視線を咲夜に移す。

「普通の紅茶…「珍しい紅茶です」

メイド長の笑顔に威圧感を感じた。レミリアも思わず口をつぐむ。

「きょ、今日は何を混ぜたのかしら。色がおかしいし、何か紫色って感じ…」
「モンターニュブルーをヒントに、頑張って青い紅茶を作ってみました」
「飲み物が青いなんて斬新ね」

咲夜さん、怖い。
東方各作品EDでレミリアお嬢が珍しいもの好きだってのは知ってたけど、しかしこれを見る限り咲夜さんが強制しているようにしか、いや…なんでもない。
青いのは紅茶だけじゃなくてレミリアの顔色もです。うまいこといった(?

「一ヶ月ぶりの満月ね」
「そういえば先月も満月でしたね」

こんな会話も東方らしいです。この会話に誰もが疑問を持つはず。
その疑問をぶつけてくれたのはいつの間にかコマに現れた大図書館。

「満月が月1で来るのは当たり前でしょうに」

秋☆枝さんの書くパチェはやけに優しそうだ。
いや、俺の勝手なイメージでパチェは半眼って決めつけが。
そんなパチェの言葉にレミリアは当然そうな顔で紅茶を口に、言葉を続ける。

「当たり前よ。そんなことよりあっちの方はどうなったの?アレからもう一ヶ月も経つわよ?」

レミリアの言うアレとは何か、舞台は一ヶ月前の紅魔館へ。
紅魔館にはお嬢、メイド長、大図書館。その面前に九尾の狐。藍様が紅魔館に助太刀を頼んでいた頃の話のようです。
藍様はいたずらな笑みを口に説得している様子。

「ですから、貴女の様な強力な妖怪なら、簡単にめぼしい物を見つけてくれると思いまして」

策士とも言える笑顔の藍様に、レミリアも興味深々。
面白そうじゃない、話に乗っかってきたレミリアに藍様がさらに続ける。
月の都には幻想郷にはない珍しいものや技術があること、それを盗み出し妖怪の技術に生かしたいということ。

「紫様は停滞してしまった幻想郷の妖怪の、生活向上を目指しているのですよ」

その一言に、紅魔組みの表情が変わる。
一変レミリアの目つきが鋭くなり、ソファーに腰を下ろした姿勢、膝に手を乗せ正面から睨むヤクザモードへ。

「それって何?山の天狗や河童には負けたくないってこと?馬鹿みたい」

さすが500歳幼女は威圧感が違うぜ…こんなカリスマ実に久しい。
黙って後ろに使えるメイド長、目元に影の降りた大図書館も味を出してていい感じ。

「あんな企業戦士になってあくせく働いて、何が楽しいのよ」
「たしかに」

しかし藍様怯まない。
月の都の技術は外の世界のそれとは違うこと。どうでもいいけど、にとりキタァァァァァァ!!!!!1コマだけどパパラッチと共ににとりが!
レミリア、外の世界とは違うという言葉に反応。藍様は優しげな笑顔になり続ける。

「今みたいに、毎日遊びながら無限のエネルギーを得られるような技術なのです」

レミリアは技術向上に対する自分の娯楽が失せるのを気に入らない様子。
しかし藍様の言葉だと、今と同じ生活のまま技術は発展させられる、と。
なんか怪しいぞオイ。すげぇな月。

レミリアが黙る中藍様は紫さんの過去の話へ。
数百年前一度月へ行ったこと、そのとき”不慮の事故”で技術を手に入れられなかったこと。
そこにずいと口を挟むレミリア。

「聞いたことあるわ。不慮の事故って、月の民にコテンパンにされて逃げ帰ってきたんでしょ?」

ここぞとばかりに藍を挑発。逃げ帰った、の言葉に藍の浮かべた笑顔が別のものに。目が笑ってない。
レミリアは藍の腹を見たいのか結局の結論を求める。

「なんで今更そんな計画を持ちかけてくるのかしら?」

藍様もついに口を開き、真の計画を話す。紅魔館にやってほしいこと。
紫さんは今年の冬に湖に映った幻の満月と本物の満月の境界を弄り、湖から月へいけるようにすること。
そして、

「レミリアさんには紫様が結界を見張っている間に、月の都に忍びこんでいただきたいのです――」
 
 
 
舞台は戻り、現在の紅魔館。レミリアの言っていたあっちの方をお披露目。
三人の前には巨大な木材の塊。パチェ曰く

「決定的な資料不足により煮詰まっているの」
「困ったわねぇ、そんなんじゃ紫が冬に月へ行くまでに間に合わないじゃない」

その木材の塊は、恐らくのところロケット。
未完成ロケットを前に、レミリアはレミリアの野望を口にする。

「せっかく私が先に行って月を侵略して紫を驚かせる計画が、成功しないじゃないのよ」

なんと言う子供くさい発想…間違いなくこれはいつも通りのお嬢様。
計画そのものに疑問を持ちつつレミリアに付き合うパチェ。しかし資料不足ばかりはどうにもならない。

「外の世界のロケットに関する資料がもっと集れば…あるいは」

その言葉を聞き、レミリアはくるりと振り返る。その視線の先には、ずっと黙っていたメイド長。

「咲夜。命令よ、月まで行けるロケットに関する資料を集めてきなさい」

ドンと胸を張って無茶な命令をするレミリア。
沈黙の中、パチェが二人の顔を覗う。
レミリアはある意味信頼しきった顔で咲夜を見る。咲夜はポカンとレミリアを見返す。
やがて沈黙を破ったのは、咲夜の「やれやれ」とも聞こえるような一言。

「御意」
 
 
 
深夜そろそろと家に忍び込む咲夜。手探りで進みながら、ポツリと一言。

「いるかしら」

すると部屋に明かりがつき、背後から一人の男が姿を現す。

「ここは僕の家だ、いるに決まってるじゃないか。真夜中であろうと、なんであろうと」

霖之助キタァァァァアアアアアアアア!!!!
おいおい今回は凄いキャストだな!ちなみに霖之助は「動かない古道具屋」になってました。
動かない大図書館とかぶるぜ。
営業時間をシカトする咲夜に対しすぐに折れ、何を探しているか訊ねる霖之助。
月まで行けるロケットの資料という言葉に、霖之助は「アポロ計画」を口にする。
外の世界では人間が月に行ったというのは捏造だと思う人が出るぐらい忘れ去られているとのこと。確かに。
そのおかげで資料は豊富にあり、霖之助はそこからまともな記事を探す。
サターンVロケットというのを選び、咲夜に渡す。それを見て咲夜は目を細め、貰っていく。


パチェに渡すと、さっそくそれを読みに入る。
月に到達するための多種類のエンジンを必要とし、そのために三段で構成されていること。
新しい知識に喜ぶパチェ。

「これは『月侵略にとっては小さな一歩だけど、私にとっては大きな一歩だわ』」

実に知識人らしい一言。
彼女にとって月侵略は親友の付き合いでしかなく、興味そのものはさほど無い。
本当に興味があるのは常に一つの真実であり、それに対する複数の知識。
雑誌を片手にふわりと空を飛び、ロケットの改良に向かうパチェ。
それを見て咲夜は身を翻し、図書館の扉を閉める。
紅魔館の計画はじわじわと進んでいく。

第三話 終
 
 
* 
 
 
なんか好きなキャラたちが出てくると一気にテンション上がるね。
永遠亭は正直微妙だったから紅魔館が出てくれて嬉しいよ。
今回気になったのは咲夜さんの行動と言動。
霖之助が差し出した雑誌に目を通し、目を鋭くさせたこと。
パチェの「よくこんな本が見つかったわね」の言葉に対し、
「最近になって、ようやく月ロケットの資料が幻想になってきただけです」
と返した事。
今まで何度も何度も咲夜さん=月人という説が出てましたが、もしかしたら…なことも想像できます。
えーりんが咲夜を見て驚く、っていうのも神主の言葉だし…そこら辺儚月抄では出てくるかもしれんね。
何にせよ紅~永組が出てくる最後の公式作品、どんな真実や結果になろうと彼女らが出てくるのもラスト。
次の話をwkwkしながら待ちます。一ヶ月か!長いな!

あれ、そういえば今回の話は紅魔館なのに門番さんが一回もry

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 9日 (月)

儚月抄二話感想

テスト中でもREX買ってきたよー。重いなホント。
今回もガンガン内容書いてくからネタバレ嫌いな人は右上の×を押すといいよ。
 
 
 

 
 
 
第二話「玉兎の手紙」
 
烏(紫の式)が見る先は神社、そこには霊夢と前回ラストに出てきた妖怪兎が。
境内で眼を覚ました兎は「なんとか地上に着いたのね」とのこと。
地上兎じゃない?
するとハッと飛び起き何かを探す。ない、ないと言いながら戸を開く。そこに霊夢の声。
「何を探しているのかしら?」
兎が眼を向けると霊夢がそこに立っている。そして手には羽衣。
その羽衣を見て「私の」と言う兎。しかし霊夢「言われなくても返すつもりはないわ」

…相変わらずすげぇ主人公だぜ!
しかし謎のテレポートを使われあっさり奪い返される霊夢。どうやったかわからず唖然とする間に兎のペースに。
 
 
兎と霊夢が机を挟んで向かい合い、体は大丈夫かなどの会話。
霊夢は地上兎(妖怪)だと思っているが、どうにも兎はそれに不満を持つ様子。独白から月兎であることがわかる。
地上に来るさいスペースデブリにぶつかっただけらしい。霊夢は勿論何を言ってるか判らず首を傾げるだけ。
やがて布団を占領されて寝てなかった霊夢がゴロリと寝転がり夢の中へ。一人残された兎は平和な幻想郷と愉快な巫女に微笑むも、そこに謎の声。
何かに導かれ兎は何処かへ行ってしまう。
 
 
「昼から寝てると妖怪になるぞ」
魔理沙登場。彼女の声に霊夢起床。ちゃっかり「私の羽衣がない!」と発言。月兎のだっつの。
ところで秋☆枝さんが書いてるとどうしても寝てる霊夢に魔理沙がいろいろやった後なんじゃないかっtry
 
 
舞台は変わって竹林。
××様の名前がキーワードくさい。
そこには永琳と月兎が。月兎曰く「××様の名は地上の人には発音できない」
月語?の様子。ソレに対し永琳は「××は地上ではジョウガ(俺のPCじゃ変換できねぇ)と呼ばれている」

月面の脅威は二つある。一つはアポロ計画。
アポロは太陽神であり、太陽と月は相容れなかったため月の都は見つからなかった。
しかし中国の月面探査「ジョウガ計画」は別であった。ジョウガは不死の薬(蓬莱?)を飲んで今でも月の都に幽閉されている実在の人物とのこと。
そのジョウガの名を使われた計画は月にとっての恐怖であるらしい。

そして永琳が名乗り上げる。
「私は八意☓☓、玉兎(月の兎)たちが使えるジョウガの呑んだ不老不死の薬も、とある月のお姫様が飲んだ不老不死の薬も作ったのは私」
輝夜がとある月のお姫さま扱い?あと八意☓☓になってるのは名前が月語で別にある?
月兎は正体を知り、自分を匿ってくれるんじゃないかと期待する。

そこでまた神社。
羽衣を探していた霊夢と状況を読み込めない魔理沙。霊夢が順を追って説明するが、間違ってはいないがわかりづらい説明で魔理沙も沈黙。
「相変わらず説明が意味不明でよくわからんが、なんとなくわかることがある」
「その羽衣とやらは妖怪兎の物なんじゃないか?」
魔理沙いいこと言った!
「1割ぐらい私のだもん」
どうしようもないぜ霊夢!
ていうか霊夢といい魔理沙といい人のものを勝手に持ってく主義なのは何なんだ。

そしてまた竹林。
会話がデスノート並に多いから割合するぜ!
月兎はジョウガの罪の代わりはこりごりになっていた。ふと耳に挟んだ噂、革命。
そのリーダーが地上にいると聞きそこへ逃亡。
月は不穏な動きが起きており、噂が噂を呼んでいる状態。その中で出てきた一説が、地上に逃げた賢者、八意永琳の逆襲説。
しかしそんなのは月の住民がその場に居ないものを悪役とすることによって混乱を避ける手段でしかない。
永琳は月兎に月へ帰れと言う。
永琳もまた月の騒動の黒幕を探しているらしい。
逃げてきた身の月兎が帰りづらいと言うと、永琳は一つ仕事を与える。

ついでに兎の持ってきた羽衣は月の羽衣といい地上と月を行き来する事のできるものらしい。月の文明半端ない。

永琳は一つの封書を取り出し、届けてほしいと頼む。
その相手は地上と月を繋ぐもののリーダー「綿月様」
永琳曰く堂々と私の名を出して渡せ。今起きている現実と、起こりうる未来が書いてあるという。

最後に神社。
霊夢は相変わらず修行に励み、魔理沙はぼうっと空を見る。
そんな空に一つの昇る影、魔理沙は昇る流れ星と見て縁起をよく見たが、勿論それは月兎が帰っていく姿。

第二話 終

* * *

このまま月兎が封書を届ければ今回の事件も終わりそうだけど?
あと重要な部分はかなり割合してます。9割書いてるけど残りは買って読んで!
今回の新規登場人物は
ジョウガ様。漢字出ない。
綿月様。地上と月を結ぶリーダー。
まぁ十中八九どっちかがラスボスじゃねぇかな!?わがんねけど!

永夜はキャラにあんま思い入れが無いから漫画で補充できて嬉しいよ。
でもこんな深い話になると妖々夢、永夜抄と重い設定を持ってるのに大して紅魔郷組は…。
わがままて…お嬢様のワガママて…。
でも人気は一番か。侮りがたし。

しかし相変わらず読むもんが無いなこの雑誌は!
学園パラノキアはスキだけどな!エロが全くエロくないwwwww
服を溶かす触手というなんか凄いのも出てきたのに、ある意味凄い展開に。
この人みたいなぶっとんだギャグはもっとやってほしいもんだ。

あとREXって少年誌だったんだね。あまりにもコアすぎる内容だからアレな雑誌かと思ってた。
ガンガンより酷いぞこれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 8日 (金)

儚月抄一話感想

REX買ってきたよー。某所で買ったらペーパーついてきた。なんというコピー用紙…。

感想はネタバレ全開で行くからアレな人は勘弁ね。
と、儚月抄の前にちょいと小さな事。
■REXにて神主のインタビュー掲載(儚月抄について
■公式音楽CDの紹介。
■風神録の紹介(主人公二人と3面までのボスキャラ
■三誌同時連載の紹介。

では以下儚月抄
大雑把にどんな感じか書いてます。 

カラーページはゆかりん独占。主に烏の式神がわんさか。
気になる台詞:「賢者を探しなさい」

所変わって博麗神社。魔理沙が遊びに来るが、そこでは霊夢と紫が戦ってる。
少女修行中。紫曰く「その程度じゃうちの式神のほうがよっぽど強いわ」
霊夢が派手な技を使うがあっさり見破られて紫帰宅。
霊夢と魔理沙の会話の中に神様、八百万が連呼される。
魔理沙「私も巫女になろうかな!」ねーよwwwww
霊夢「私の周りの…8割は 厄介でできてるなぁ」あるあるwwwww

所変わって永遠亭。ウサギたちが変な歌歌いながら餅をつく。
優曇華がてゐに訊ねると、曰く大国(ダイコク)様のため。大国様は大変な美男子らしい。男キャラktkr
しかし優曇華からすればそんなことどうでもいいわけで、例月祭のために作れと叱咤。てゐ知らんぷり。
例月祭は満月の日に行う祭りで、月の都から逃げてきた三人が罪を償うために行っている行事とのこと。

輝夜、永琳登場。
永琳曰く人間の立てた月の旗が地上に落とされたとの事。三月精がちらりと出てくる。あったなぁそんな話。
ここで儚月抄のキーワードくさい発言。
永琳「始まるわね、月面戦争が」
刺客もくるらしい。

再度神社へ。霊夢が一人で修行中。
神様の力を借りようといろいろ試すが納得いかず。
霊夢「大国主命(おおくにぬしのみこと)とかどうかしら?美景だって言うし」
この大国主命と兎の行ってた大国様はきっと同日人物。マジで男キャラ来る?
そこに傷ついた兎がふらり。事件の予感。

所変わって謎の空間(スキマだと思う)。紫が烏の式神でいろいろ視察中。
霊夢の修行に満足していると藍様ktkr!
何か計画を立てているようで、藍様はそれの賛同者を集めて回っていた様子。
以下結果。

紅魔館
計画には興味津々。しかし異なる手段で達成すると発言。
レミリアお嬢はまだロケット作戦を諦めてなかった!(永夜ED参照)

冥界
計画に興味なし。
しかし退屈らしいので顔を出す可能性は高い。
顔を出した場合間違いなく協力してくれるとのこと。ゆゆ様だしな。


話の大半を理解していない。このアル中め。
協力しないけど邪魔もしない。2コマ目とかホント…鬼の威厳もへったくれもねぇな!

天狗
文がスクープ独占したいので頭領とのコンタクト取れず。
パパラッチマジ空気読めない子。協力もしないという。何故か画面端にアリス。

紫が宇宙人(=永遠亭組)の動きを確認、計画を実行に移すことに。
曰く「神様を従えた巫女さえ動ければ敵に勝ち目は無い」

紫「始めるわ、美しき幻想の闘い。第二次月面戦争を」

一話「賢者の計画」 終

ダイジェストでこんな感じ。
月面戦争つったら求聞史紀で紫さんが唯一(?)負けた戦いっすね。
今度は神様を従えた霊夢を使って勝利を掴もうとしてる様子。
先のインタビューでZUNさんが「新キャラ出る」発言をしてるので、どんなのが出るかwktk
しかも割りと強大な力を持つという。宇宙人か神様かどっちだべ。
東方初のガチバトルものかもわからんね!

恋色クレイジー読んだばっかだったから霊夢と魔理沙の会話がやけにアレに見えたけど、漫画自体は違和感無し。
こんなもんです。ただ俺的には東方以外面白い漫画が無いので単行本待ちもありっちゃあり。
え、この雑誌は廃刊しないよね!ね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月15日 (火)

儚月抄続報

まずは落ち着いて神主ブログを見て欲しい。
こちらだ
うん、何を言いたいかわかってくれたと思う。読むのが面倒な人は以下の要点を見て欲しい。

東方儚月抄続報
■コミックREXより人間視点で描かれた「儚月抄」漫画連載。
■キャラ☆メルより永遠亭視点で描かれた「儚月抄」小説連載。
■まんがぱれっとより永遠亭因幡視点で描かれた「儚月抄」4コマ連載。
■要するに三誌合同スタート
■儚月抄は永夜抄の続編にあたる話。

俺はどれを買えばいいんだ!?

とりあえず例大祭情報追加ー。購入リストは下のほうに下がっちゃったんでこっちに。

ゲーム
東方緋想天
黄昏フロンティアにて。
ま、まさか…萃夢想の続編か!?例大祭ではペーパー配布とテストプレイ!?
こいつはwktkせざるを得ない!


フメイ
徒歩二分さん新刊情報ktkr!!!紫さんと藍さんの過去話か!
ただ気になるのは
>続きものになってて、だいたい6冊ぐらいを目処にしてます。
…買うよ!全部買うよ!買い漏らしとか怖いゼ!
これで徒歩二分さんの本はチェック入ったかな?合同誌の方は1ページものとかはサスガに切るわ…お金的な意味で。
幻想ノ宴ももって無いからパス!告知の出てない合同誌ってのが気になるところ。

一度は呑みたい竜神丸。
さくSaku亭新刊!この人の絵でも漫画家ってなれないんだね…そこに驚いた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月14日 (月)

東方儚月抄

東方の漫画がコミックREXで連載するっつー情報を得ました。
七月号から連載らしいんすけど、今日なんとなく本屋行ったらREX見つけました。六月号。
したら表紙に「連載直前!No1同人シューティング 東方Project大特集!」の文字が!
はいはい購入購入。

カラーページ4ページでした。

( ゚д゚ )
 
( ゚д゚ )

( ゚д゚ )


まぁ雑誌の大特集なんてこんなもんですね、ええ。この時点で一度閉じました。
仮にも漫画雑誌、23本も連載かかえてるんだからいくつか面白いのもあるでしょう。
 
 
食わず嫌いの俺でも20本読み飛ばすとは思わなんだ…。
これは東方だけのために買うのは正直つらいHIT数…。
しかしまさかREXでパッパラ隊がやってるとは!
昔ガンガンっつー雑誌で連載してたやつやね!カオスがカオスを読んでカオスな最終回を迎えた…。
カップル中心記念日に現れる嫉妬団はあまりにも有名!中学生にもなって近所の同級生と嫉妬団ごっこをしたものです。現役も可。
久しぶりに見たパッパラ隊はやっぱりカオスでした。

あとはGGアンソロやれでよく見かけた美川べるのさん発見!
この人のハイテンションでブラックなネタは大好物です。清杉に似た何かを感じる。
オオトリの位置が最適、腹抱えて笑いました。エロネタも全くエロくならないこの空気!

他のどうでもいい作品らは読んですらいないんでまぁ置いといて、来月から月1で東方儚月抄のレビューでも挑戦してみます。
来月までブログが残っているのと、来月まで覚えている事を祈りましょう。専用カテゴリ作っちゃったし。

あと一迅社ってここだったのかよ!聞求史記や書籍版文花帖の出してたところな!
ちなみに儚月抄書いてる人は下のほうの記事の初恋クレイジーかいてる人だった。次号予告で2ページ打ち抜き絵書いてるよ!(霊夢、魔理沙、紫

香霖堂は…?

| | コメント (0) | トラックバック (0)